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いつもと違う喫茶店

「今日は、いつもと違う喫茶店に行こう」と思って、クロスバイクで風を切りながら、誰も居ない早朝の道路を気持ちよく走っていた。

信号待ちでiPhoneを見ると、「利用した地下鉄の混み具合はどうでしたか?」Google Mapからの通知。思わず空を見上げて、「誰か、僕を見張っているの?」と口から漏れた。

目線を地上に戻すと、前方に最寄駅から一駅横の改札が見えていた。ちょうど地下鉄の上を走っていたみたいだ。

これは、GPSを使うことでiPhoneを追いかけることが出来て、実現している機能。

その時、僕は思った。
これって相当すごいよな。と
宇宙にある人工衛星がこの手のひらにあるiPhoneの位置を認識して追いかけている。これら全てを僕と同じ種類の「ヒト」が作ったという当たり前に朝から感動して目がうるんだ。しばらくの間、そこに立ち止まった。

どこのニュースかは覚えていないが、指先にチップを埋めて、画面にタッチすれば支払いなどができる。そんなニュースを見た覚えがある。

それが可能なのであれば、生まれた時、体にチップを埋めて、それでGPSのシステムを使えたら、誘拐という犯罪は激減するだろう。それに、移動距離も見れるから、地方で問題になっているおじいちゃんおばあちゃんの孤独死も減るんじゃないかな。他にも、もっと解決できることがあると思う。

GPSがいつから使えるようになったのかなんてわからないし、使えた時はみんな揃って感動したんだろうけど、その1ヶ月後には当たり前のように使っていたんだろう。でも、そんな物を作る「ヒト」って最高にかっこいい。



少し話が変わるけど、近い将来、メルカリが全世界のインフラになったら、世界がもっと豊かになるんじゃないかなと思ったりする。日本などの先進国で余っていて、不要とされて捨てられている色んなものが生活するのに苦しい人たちのところに届く未来。そんな世界の実現もそう遠くはないのではないかと思ってしまう。地球上にある資源をシェアするだけで、「ヒト」はみんな生きれる気がする。

なんだろう、この真面目な感じ。
レトロな喫茶店で書くと、真面目な文章になってしまうのか。

少し違うことするだけで、感じること、考えること、体験することが変わる。

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