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『弱キャラ友崎くん』妄想 Lv. 3.25 妄想で補完する

本投稿は、屋久ユウキ著『弱キャラ友崎くん』、小学館
および、テレビアニメ『弱キャラ友崎くん』の妄想です。

本投稿のシンプルなルール

・私は菊池風香、です
・アニメ『弱キャラ友崎くん』の3話時点での菊池さんの心境を妄想する
・原作ネタバレあり
・完全なる妄想の産物
・最も美しい大天使

こんばんは。
とても恥ずかしいんですけど、書いてとお願いされたので書いてみます。

最近、学校で気になる人がいます。
その人はいつも、移動教室の前に私と同じように図書室に来て、真剣な表情で本を読んでるんです。その人が読んでる小説は、私がとても好きな作品でした。
同じものを好きな人がいるのを知るととても嬉しくなります。
その人は私に似て他人とあまり関わらない人です。同じクラスの人と話しているのもほとんど見たことがありません。
私も同い年の人たちと関わるのがあまり得意ではないので、似た者同士かなと勝手に想像していました。

でも、少し前からその人の様子が変わったんです。
ずっと見てたわけじゃない、ですよ?
なんだかクラスの人に自分から話しかけようとしているみたいです。それから、姿勢も少し良くなっている気がします。最近その人がクラスのリーダーみたいな男の子に何かのゲームで勝ったっていう噂を聞いたのですが、それが関係あるんでしょうか。
とにかく急に雰囲気が変わりました。
私はとても驚きました。同時に、その人の姿に少し勇気をもらえた気がしました。
私も何かを始めたい、って思ったんです。

私はふと思いだしました。少し前に家族で外で食事をしたお店、とても落ち着ける、まるで大好きな本に囲まれた図書室みたいな雰囲気のお店。そこでアルバイトの募集があったんです。学校でも美味しいと評判で、とても忙しいみたいでした。
私はもらえた少しの勇気でアルバイトに応募したんです。すぐに面接に行ったんですけど、面接をしてくださった店長さんは私を見るなりすぐにお店の制服を着てみるようにと言われました。店長さんはとても綺麗で落ち着いた大人の女性なのですけど、その時は少し怖かったです。
その後お店の制服に着替えて店長さんの前に立つと、いきなり「採用!」と言われて、本当に採用してもらえました。アルバイトの面接はとても難しいものですね。

アルバイトを始めて少し経った休日に、とても驚くことがありました。
それは、私の気になっている人がお店にやって来たんです。それも日南葵さんという出来る人を絵に描いたような人と一緒に。少し前に仲良くなったらしんですが、なんだか日南さんの雰囲気も学校とは少し違うように感じました。
月曜日に学校が始まると、今度はその人の雰囲気が緊張したものに変わっていました。そして、私の前の席の可愛らしい女の子に話しかけはじめました。なんとなくもやっとしたような気もしますが、少し前に彼女にティッシュを借りようともしてましたし席も近いのでたまたま話しかけたのかもしれません。
ですが、次の日もその次の日も話しかけています。移動教室前の図書室にも来ませんでした。なんだかすごく落ち着きません。もう図書室にはこないのでしょうか。
そして金曜日の移動教室の前、私はいつものように図書室にいました。すると、その人がやって来ていつものように本を開いたんです。

私はその日、いつもは見ているだけだったその人についに話しかけることにしました。でも何を話したらいいかわからないので、私が好きな、その人がいつも読んでいる小説について話すことにしました。
うまく話せたでしょうか。すごく緊張して、あまり記憶がありません。
しかも私が書いている小説を見てもらう約束までしてしまいました。
最後は嬉しさと恥ずかしさで、すぐに図書室をでて教室に向かったのは覚えています。

どうでしょうか。こんなところだと思います。
小説を読んでもらうのがとても楽しみです。


あとがき

こんばんは、読んでくれてありがとう。完全に妄想をしてしまいました。
大天使菊池さんの3話時点の気持ちはこんな感じかなーと。
知りたかったのはアルバイトのきっかけなんです。私の中の菊池さんはそんな簡単にアルバイトをするような子じゃなかったので。どんなきっかけがあったんだろうと。それを元に妄想してしまいました。
でも、実際の時系列ではたぶん友崎(nanashi)と日南(NO NAME)が出会ったタイミングあたりで菊池さんもアルバイトを始めてるんですよね。
もしそこにエピソードがあるなら、ぜひ屋久先生に書いて欲しいですね。
今回の妄想に関して、俺の菊池さんはこんなんじゃねー!っていう意見ありましたらまた言ってくださいね。ここでも。twitterでも構いませんので。
数重ねて妄想の精度(制度なんてあるのか)も上げていきたいと思っているので長い目で見ていただければ嬉しいです。
次は4話です。いったい誰の妄想をするんでしょうか。

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