『弱キャラ友崎くん』考察・感想→分析・妄想 Lv.1 はじまりの話

本投稿は、屋久ユウキ著『弱キャラ友崎くん』、小学館
および、テレビアニメ『弱キャラ友崎くん』の分析・妄想です。

本投稿のシンプルなルール

・アニメ『弱キャラ友崎くん』の1話ずつに沿って進める
・既刊9巻既読
・その話の中のネタバレがある→最低限にする
・作品のことはめっちゃ好き
・最終目標はいろんな人と語り合うこと

はじめに

このnoteに登録して3日目の昨日、書き始めるもまとまらず。
4日目の今日、考察・感想から分析・妄想というものにシフトすることに。
今日出会った言葉、妄想。なんていい言葉でしょう。
私がこの作品に出会ってからまだ3週間ほど。原作1巻から読みはじめてから2週間ほど。好きになりすぎてこんなことになってしまいました。まだまだやりたいこといろいろあるけどあっため中。時間がない。ください精神と時のへry
基本的にはその話の中の何かに焦点をあてて分析・妄想していく流れにする予定。もしかしたら途中で変えるかもしれないけど、しばらくはそれでやってみる。見切り発車。昨日すでに脱線したけれど。
というわけで、上にも書いたけどネタバレが嫌な人は回れ右。
でも語りたいから見て欲しい。そして語り合いたい。

文庫本第1巻の紹介とアニメ第1話のあらすじは下記から

第1話のサブタイトルは「なんだかんだ言って 有名なゲームは大体おもしろい」

今話の主な登場人物は、
・友崎文也:主人公。いわゆる隠キャ。ぼっち。実はアタファミという作品内の登場するスマブラのようなゲームのオンライン対戦レート1位プレイヤー。プレイヤー名「nanashi」。
・日南葵:ヒロイン。パーフェクトヒロイン。文武両道才色兼備。実はアタファミレート2位プレイヤー。プレイヤー名「NO NAME」。アタファミが好きらしい。
・中村修二:陽キャ。クラスのボス的存在。

1:<なぜ中村は必要だったのか?>

・中村の登場によりこの作品の1つのテーマを示そうとしている。
→負けたのはキャラのせい=クソゲーという理論を提示したかったから。
ちなみに原作では中村に応じて再戦している。その際言い訳できないようにキャラ入れ替え、コントローラー入れ替え、座る位置の入れ替えなどを行なっている。アニメではこのシーンは無かった。

2:<なぜ再戦シーンがなかったのか?>

・中村(リア充=強キャラ)に反抗する姿勢を表現したくなかった。
→のちの日南へ言い返すシーンを強調するため。
友崎が中村に反抗すれば、あれ?あんまり弱くないな?って感じることになるはず。友崎の弱さ、卑屈さがより際立った。

3:<もし中村シーンがなくオンライン対戦シーンのみだったら>

・友崎はただのゲームが上手いやつ。強キャラですね。
強キャラ友崎くんが始まる。日本国内レート1位にとどまらず、世界1位に上り詰める物語。NO NAMEとは出会わず、しかし同じく世界2位にまで追いついてくる。世界の上位に上がった時点で友崎には企業からのバックアップが入り、マネージャー(美人)もつくので見た目についてはそこで改善させられる。その後開かれるオフライン大会でNO NAMEと初邂逅するが友崎は日南のことはすでに覚えていない。日南涙目END→日南推しなので×ルート。

4:<仮面をかぶっている日南がそんな簡単にバレるような行為をするのか?>

・nanashiが友崎であることのショックが想像以上に大きかった。
→それほどアタファミが好き?特別な思い入れがある?

・日南が人生というゲームをプレイするようになったきっかけがアタファミにある。
→人生というゲームをはじめたのは中学以降と理解できるが、その時点でアタファミがあったかどうか。

・なかった
→日南のアタファミに対する思い入れが説明できない。短期間でそこまでの思い入れをいだけるとは想像できない。

・あった
→広く普及していることからあったとしてもおかしくはない。となるとそこまで夢中になった要因はなんなのか。

※実は原因について原作8.5巻にて記述がある。
その記述を鵜呑みにしていいのか?→もちろんピュアな心を持つ私は鵜呑みにする。そのことについて書くのはかなり先になるだろう。なぜならまだ原作第1巻の第1章だから。でも未来は不確かなもの。

5:<友崎に攻略指南する日南のメリットはなんなのか?>

・競う相手を欲している
→劇中で動機について語っているが、本当かどうかは疑問。日南は人生というゲームでかなりの高みにおり競う相手がいない。アタファミというゲームにおいて自分より強者の友崎を自分と同じステージにまで引き上げ、そこで競い合いたいと考えている。負けず嫌いが見え隠れする性格からすると、さらにその勝負で勝ちたいと考えていると思われる。

※日南の動機については作中でも議論されており、9巻時点でふわっと表現されている。しかし印象としてはまだ薄い。あやふわ。

まとめ

定義づけ回。弱キャラ、強キャラ。人生とアタファミの二つのゲーム。日南は2つのゲームをプレイしている。そして友崎がようやく2つ目のゲームに手を出す回。
正直日南の可愛さに全て肯定してしまいたくなるが、どこまでが本音でどこからが演技なのかが全くわからない。
第1話においては、アタファミの話をするときと美味しいもの(チーズ)を食べる時には素が出ているようにも見える(可愛い)が全くわからない。日南怖い。
書いていて思うのは、この第1話はものすごく重要なんじゃないかということ。そりゃ全てが始まる話なので当たり前なのだけれど。
アニメ1期が終わって、原作最新刊までの分析と妄想が終わった時点でもう一度振り返りたいと思う。

あとがき

記念すべき初めての投稿(このページのテーマとしての)だけど、いきおいで始めたしこういうものを初めて書いたしできっと見る人が見ればおかしな部分も多々あるんじゃないかと思う。まだまだ日南への理解が足りない。
いつか振り返って成長を実感したい。
ここまで読んでくれた方。どうもありがとう。
アニメを見てない人、原作を読んでない人には是非この世界に飛び込んでもらいたい。
少なくともある程度人間の出来上がった私の人生に今大きな影響を与えている作品なので。


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