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稼げなくなった人の自己受容

人生の中途で自分の力で生活する「稼ぎ」ができなくなった人は、自己受容が難しいと聞きました。

その難しさには人生の中途で障碍者になった人といくつか共通点があるようです。

「有能」でないと価値がないという考え方に心が侵されてしまっているのでしょうか。

しかし、そんな考え方は広い意味での「優生思想」です。

それではヒットラーと同じ誤謬に陥っています。

はっきり言って、現代社会の人権思想の水準からいうと、間違いであり、差別であり、悔い改めてしかるべきです。

ましてや日本国憲法には、はっきりと憲法25条があります。

もしも、人生の中途で自分の力で生活する「稼ぎ」ができなくなったら、さっそく社会保障の手続きを開始すればいいわけです。

社会保障を申請し、受給し、その経済力を生活のために行使することには「福祉の経済効果」があります。

自分にとっても、周囲にとっても、役立つことであり、恥じるどころか、誇りに思ってもいいぐらいのことなのです。





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