文学にマイナスはない
歴史文学においては、いわゆる史実の重要性は二の次である。
歴史上の人物をどう描くかによって、読者の心がどのように照らし出されたかが重要である。
時の社会がアブノーマルと見る性癖は誰にでもあり、無数の種類がある。だから、X Videoのハッシュタグは、あんなに多い。
あらゆる人間の心の隅々まで描くにはむしろそれは描いた方がいい。
同意なしに実際に行い、特に人を身体的に傷つけるのは、性犯罪である。が、そうしない限り、性癖と性犯罪は峻別される。
まずは、創作に描くこと。
それから、同意ある人と同意ある範囲でプレイすることも可能である。実際にしようとすると、どこまでは本当にやってみたいが、どこからは本意ではないとわかるかもしれない。
誰もが不要な自我肥大を持っている。
自覚していれば、上出来だ。
プチブル意識も文学の重要なテーマのひとつだ。
自分の持っているすべての歪みは、文学のテーマになりえる。
したがって、文学にはマイナスは存在しない。
すべての歪み、すべてのカルマは、テーマと言い換えると、新たな文学作品がスタートラインに立つ。
それぞれの人の心理はなんと豊かなテーマにあふれていることだろう。
歪みや業は、自覚と表現によりアートになる。
抑圧ではなく、自覚的表現が、解放の道だ。
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