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最近思ったこと其の2

こんにちは、あべゆうかです。
前回のnoteで来月更新すると記載してはや2ヶ月半。
ほんとそういうところ。
相変わらず習慣化が大の苦手です。

前回の続き

本当は12月に更新しようと思っていたこと。
それは1月からアルバイトスタッフに籍を戻したということ。
以前の記事でお知らせした通り、2年前の年明けから研修期間を経て社員として雇用していただきました。
これは当時の記事↓
すごい嬉しかったのが伝わってくるかと笑

そして2年働いた今年の年明け、再び社員からアルバイトスタッフになりました。理由は、もっと休みが欲しいから。

嘘です。
そんなそんな。甘ったれちゃいませんよ。本当ですよ??

2年しっかりと働く間に、もっといろんなところに行っていろんなことをしたいという漠然とした思いが強くなっていったんです。
解雇をされて時間とお金に余裕があったあの時に経験した5ヶ月が本当に忘れられなくて。三重でもたくさんの面白い人に出会って、もっといろんな人たちと一緒に自分の活動をしていきたいという思いですね。

年明けどんなことするかなんてなんの予定も立っていなかったけれどとりあえずシフトを自由に出せる状態にしたかったんです。出店しようにも有休に限度はあるし、土日休むのも忍びない。
最初は掛け持ちで違う飲食店で働いてみたりと自分の居場所を他に作ろうと必死でした。けれどボスや社長を話していくうちにそういうやり方で見つけるのはあべらしくないし、きっと楽しくないよ、とアドバイスをもらって。
その時の流れでグッドタイミングな事があれば乗っていこうという私本来のスタイルを後押ししてもらいました。

本当に感謝しかない。

よし、決めたぞ!年明けなんかわからんけど頑張る!
そんな時に神様は見ていてくれているのか舞い込んでくるんですよね。

舞い込んできたチャンス

こちらの記事でご紹介した北海道の僻地、滝上町。
2年半前に初めましてしてからInstagram等でつながっており、実は去年の冬に一度遊びに行っているんです。どうしても極寒を経験してみたくて。
去年は見れなかったけれど今年はみれた流氷。圧巻でした。
ちなみに滝上町は海に面していません。これはお隣の紋別市です。笑

この二つ目の記事で紹介している”KARSUI”の運営をしているのが”casochi”という会社。名前がもういいよね。
記事にも書いてある通り、滝上町の酪農家の娘三姉妹が経営している会社で、実家の牛の牛乳を自社加工してオリジナルの牛乳を製造していたり、滝上だけでなく道東のこれからについて積極的に活動しています。

ゲストハウスのストーブ番

そのcasochiがKARSUIから歩いて5分のところにゲストハウスを作るとの情報が流れました。もともとは町の食堂で、女将が亡くなったのをきっかけに閉店。店の上で民宿もやっていたこともあって部屋が多めにあるなどの条件が揃っているのもあってゲストハウスとして生まれ変わらせることにしたそう。

ゲストハウスをオープンするにあたってDIYを行ったりはもちろんだけど何より問題だったのが北海道あるあるの冬の光熱費問題。
氷点下20度はザラにある滝上町では11月ごろから気温が氷点下になり雪が降り始め、5月が終わるまではスタッドレスタイヤを完全に脱ぐことはできないそうです。なにそれ。
桜と雪のコラボとかもいいよね〜〜なんて会話を普通にしてました。
本州の人間と(北海道の人は内地の人とかいう)明らかに違う四季の感覚になれるのはまだ先になりそうです。

話がそれました。
それゆえ、家の中は常に暖かくしていないと水道は凍るし人間も死んでしまいます。1日中ストーブやヒーターをつけているので灯油の使用量がえげつないのです。それが家のサイズや築年数等によってあったまり具合が違うので未知数で、自分達の代わりに冬の間住んで、どれくらい光熱費がかかるか実験する係、ストーブ番を募集したのです。
そんな募集がアルバイターになると決めた時に舞い込んできたらもう応募するしかない。投稿をみて気づいたらその日にDMを送っていました。

そういうわけで2月14日から3月15日までの1ヶ月間、現在進行形で北海道に滞在しているというわけです。
もしかしたら1人で住んでもらうかもしれない。わからないけどとりあえず行けるならなんでもしようと思って向かうと、ゲストハウスで出迎えてくれたのは体の大きな男の人。兵庫出身のこーちゃんがいました。


北海道での暮らし

兵庫出身のこーちゃん

本職は溶接工。
趣味はバイクに乗ることで、日本一周を既に経験済み。
また日本を一周するために北海道に行こうと思っていた矢先、この募集をたまたま見つけて軽トラにバイクを乗せてやってきた猛者です。
雪上バイクレースなるものが札幌であるらしく、チェーンもつけずに真冬に行われる意味わかんない大会とかに出てました。
運転免許を全て持っていて日本で走る車は全て運転できるそうです。
クレーンや潜水士、もう他は忘れましたが電気もいじれたりととにかくなんでもできる人。でも米は飯盒では炊けるのに炊飯器ではお米測るカップがないと炊けない。意味わかんない。

こんなやばい助っ人いたらあべの出る幕なしやな・・・と思っていましたが、こーちゃんが米を炊けないほど(語弊あり)料理をしないおかげでご飯係というあべの仕事が無事生まれました。本当によかった。

おかげさまで滝上町のみんなはあべを傷つけないようにバランスがいいと言ってくれます。みんなありがとう。8割こーちゃんがすごいと思うのは自覚してるので大丈夫です。

おかげでDIYはあべの手伝う隙もなくみるみると進んで、在宅の仕事を終えて下に降りてきたら棚が新しくできていたり、朝起きたらコンセントや電気のスイッチが新しく増えているなんて事が多々あります。すごい。

ご飯係の暮らし

そんなこーちゃんのご飯を毎食、ではなく一緒に食べるタイミングで作るというなんとも自分勝手なご飯係があべの現在のお仕事です。
普段飲食店で働いていると拘束時間が長いのもあったり、疲れたり、なんだかんだ理由をつけて意外と自炊をしなくなります。なんてたって上木食堂はまかないが美味しいからね!!!!!!!!!!!

夜ごはんはインスタントラーメンなんてことは週の半分くらい平気であって、お休みの日は勉強だなんだとおでかけしては美味しいものを食べにいきます。1日家からでないんだから!!っていう日にだけご飯を作る日々でした。

でも自炊しない何よりの理由は食べるのが1人で、自分のためにしか用意しないから。
続かないんですよね、これがなかなか。人のご飯の方が美味しいもん。
作る側は食べてくれる人がいるかいないかでやる気の度合いはかなり変わります。
北海道に来てからは誰かしらがゲストハウスにいてもてなす側、ホストになるんですよね。ご飯作りたいって思う機会がたくさんあるんです。
そして美味しそうに喜んで食べてくれる。
これがあればまた頑張ろうってなっちゃうんですよね。

鱈と白子を見つけたので鍋にしてみたり、牛乳をたくさんいただくからグラタンにしてみたり、唐揚げってリクエストもらったから2日前から漬け込んでみたり。やっぱり食って楽しいなあと感じる毎日です。


いったん今日はこんな感じ。
北海道から帰ってきたら人が集う場についてもう少し考えてみたいなと思っています。いろんなきっかけが実は今重なっていて。
絶対今度こそは帰ったら更新するんだから!!!!!!
まだまだあべの人生にお付き合いいただける方、どうぞ一緒に楽しい世界をみにいきましょう。


あ、あべの仕事もいっこあった。
赤子を抱く係。
永遠に抱いていられる。
可愛いしいい匂い。最高やね。
絶妙な顔されとるけど笑

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