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ワインを学んで広がる世界!

はじめまして。ABE Wine Atelier ワインキュレーターの阿部容子です。
最初の投稿なので、自己紹介をしておこうと思います。

自己紹介

私はワインを勉強してから、本当に世界が広がりました。
ワインをもっと知りたくて、ワイナリーを訪問したり。
そして、2010年に日本ソムリエ協会の「ワインエキスパート」の資格を取り、自宅でワイン教室を始めることにしました。

すると、私はたくさんの人たちと出会うことができました。
そうやってワインによって、とっても世界が広がっていったのです。
もう少し、詳しくお話していきますね。

フランスでのカルチャーショック

ワインはずいぶん前から飲んでいたのですが、新婚旅行のフランスでちょっとしたカルチャーショックを受けます。
ランチでちょっと(かなり)有名なレストランへ行った時のことです。
ソムリエがワインをどうするか?と聞きに来てくれたのですが、持ってきてくれたワインリストはまるで百科事典のような厚さ。
もちろん、選ぶことなんかできない。


ランチだったし、二人で白のハーフボトルをお願いしたのです。
「ワインなんか、知らないよね~」と言われているような気がしました。
もちろん、決して、言われてませんが(笑)
ハーフボトルはそれほど種類が無かったのか、特に確認されることもなく、適当なものになりました。

周りを見渡すと、かなりご高齢の素敵なマダムの二人組。
その二人がそれぞれフルボトルを飲んでいるではないですか!
ランチなのに?お年なのに??それぞれ???
自分の好きなワインをそれぞれが飲む。
そのカッコよさに、ほれぼれしたのです。
さすが、ワインの本場フランス人!

自分でワインを選びたい!
そもそも「自分の好きなワインとは?」
ワインをもっともっと知りたい!
と、勉強を始めたのです。

まずはたくさんワインを飲みました(笑)。
結婚式でお世話になったソムリエさんに、レストランにお食事に行くたびに色々とワインやマリアージュについて教わったり。
飲んだワインのエチケット(ラベル)を取っておいて感想を書きとめたり。
ワインの本を読んだり。
そして、本格的にエキスパート試験の勉強も開始しました。

私は今でも高校で政治経済を教えていて、大学受験指導もしています。
それなりに受験のノウハウを知っていました。
だから、エキスパート試験の過去問を見ることである程度、勉強方法は自分で組み立てることができました。
そして何とか、一発合格できました!

ワイナリーでのカルチャーショック

ある程度ワインの知識がついたころ、フランスでワイナリーを訪問する機会に恵まれました。
しかも、ルロワ!
ワイン好きの方ならご存知だと思います。(ワイナリーはおいおいご紹介しますね)
ただここで、もう一度カルチャーショックに合うのです。
とにかく、フランスのワイナリーに行くのだから、ちゃんとしていかなくちゃ。
フランスは貴族のようなイメージしかなく。きっとスーツ着たお高くとまった人が案内してくれる、とか。
アジアから変な小娘がきたと、バカにされてはいけない、とか。
とにかく気負いがあったのです。

ところが、ワイナリーを案内してくれた醸造責任者は私よりも背の低い、おじさん。
私が勢いよく、力強く握手しても、答える彼の握手は優しくて。
分厚い「農家」の方の手のなのでした。

ルロワにて 醸造家さんと共に

彼が語るワインへの言葉は、我が子の成長を自慢する親バカのようで。
ワインを飲むこととは、この彼ら「醸造家」、ワインを造る人の思いを飲むものなのだと感じたのです。

ワインを学んで分かったこと

ワインを学んだことで、まず二つのことが分かりました。
・自分の好みが分かる
・ワインの先に、造り手がいる

自分の好みが分かると、ワインが自分で選べます。
そして、ワインが選べるようになると、かっこいいですし、人前でも自信もってワインについて語れますね。
これって、小さな一歩でも大きな一歩だと思います。

そして、造り手の思いを感じながら飲むと、「そこはどんな場所だろう?」とその場所を知りたくなって調べる。
さらに「いつかそこに行きたいな」と思い、実際行くかも!なんて世界も広がります。

ワインキュレーターとしてやりたいこと

このことを皆さんにもお伝えしたいなと、ワイン教室を始めました。ワインを知り、自分の好みを知り、自分を知り、自信もって日々を充実させてほしい。
そして、造り手とワイン好きの皆さんを結び付けたい!

ワイン教室のワンシーン 色んな国籍の方とも

こうした思いから、ワインの情報を分かりやすく伝える「ワインキュレーター」という肩書をつくって、ワイン教室を2011年からはじめました。

ワインを知るといいことばかりです!
そんなことをこれからお話していきたいです。
よろしくお願いいたします。




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