故障時の考え方

【長期的な故障時】
①バイク、水泳、ウォーク、補強などできる限りのことをして基礎体力をつける
②心も体も休ませる期間にしてWALKと普段する補強程度

以上の2パターンのいずれかでやってきた。
①の場合は筋力のバランスが変わってくるので走りに結び付けるまでに時間を要する。復帰後も心が疲れていることもあったため、復帰後の成績に結び付かない事も多かった。
ただ様々なトレーニングや補強で未開発筋を鍛えてるので復帰後じっくり時間をかければ競技力向上につながる。それには私自身は復帰後一年は必要だと感じた。
②のパターンでは復帰後、筋力のバランスもあまり変化してないので復帰してから走りが戻りやすかったし、心もフレッシュ状態でやれるので復帰してからしっかり追い込めるトレーニングもでき、成績にも結び付くことが多かった。この時に練習不足ではないかと不安に思う等、心を疲弊させてしまうのは良くない。
もちろん一時的に体力が落ちているので復帰後のトレーニングはしんどいのは当然なので、そこを乗り越える必要がある。また故障、復帰を繰り返してく中で②のパターンばっかりしていると貯めがなくなっていく感覚があるので①のパターンもたまに取り入れるのが必要と思った。

【レース期の故障時】
大事なレースが近づいていく中で故障をした場合、むやみやたらにトレーニングをするのではなく、復帰後すぐにレースの走りに戻せるようなトレーニングを選んで実施する
個人的に意識していたのは推進力を生みだす殿筋とハムストリングスの筋トレ。あとはウォークと普段実施している量での腹筋背筋を実施していた。
特にバイクトレーニングは大腿四頭筋の筋力に偏ってくるので大事なレースの6か月前からは取り入れないようにしていた。

【まとめ】
故障しているときに試行錯誤する時期も自分を成長させたが、やはり故障しないためにはどうするか試行錯誤する事がとても大事だ。そして例え長期間休んでも必ず体力は戻ってくるというのは実感している。故障して悩んで心まで故障してしまわないよう休むことも含めて前向きに取り組んでほしい。
故障のことで困っていることがあれば気軽に連絡ください。


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