【自己紹介と阿部酒造が目指すもの】

皆様初めまして。阿部酒造の6代目阿部裕太です。
noteを見ていただきありがとうございます。

これを読んでいただく方は様々かと思いますが造り手として蔵に籠ることが多く、僕たちの想いを直接届ける場が少なくなってきましたのでnoteで発信をしていきます。当蔵は発酵を楽しむ!!という企業文化なので、どんな造り手か知っていただいた方がよりお酒を楽しめると思っているので、僕自身どんな人間なのかお伝えしたいと思います。

阿部酒造の6代目としての"地域への想い"をたまに挟みつつ伝える内容は2点です。

<具体的な発信内容>
○酒造りの詳細
○商品の詳細情報

この2点を軸にnoteでは発信していきます。
他SNS、公式HPとのすみわけです。

Facebook
 →PCのUI改悪により簡易的な商品発信のみ
instagram
 →造り期間:ストーリー中心で酒造りのライブ感を
  休蔵期:カジュアルな商品発信
Twitter
 →6代目の呟きや考え、商品リリース(どのSNSよりも一番早いです)など
公式HP
 →固定した情報中心


<自己紹介>
1804年創業。新潟県柏崎市の酒蔵阿部酒造6代目。現在製造責任者。
2010年 大学卒業後、株式会社ぐるなび入社(以下ぐるなび)
2014年 同社退職後、株式会社ぐLocal起業
2014年 滝野川醸造試験場で酒造り研修
     同年冬から阿部酒造で酒造り開始(H26BY)
2015年-2016年(H27BY)より製造責任者

ぐるなび〜株式会社ぐLocal社設立そして蔵へ戻る

ぐるなび入社

ぐるなびの仕事をご存知の方は飲食店への営業をイメージされるかと思いますが、僕の配属された部署はBtoBの営業部隊で地方の食品メーカーや生産者、自治体などに提案を行っていました。

ここの部署で新卒はほとんどおらず、目標数字も中途採用の人達と同じでここでの時間は精神的にも人としてもとても成長できました。(ルート営業ではなくゴリゴリ新規顧客を獲得する部署だったので、もうそれはそれは大変に鍛えていただきました。この時の経験があるのでちょっとやそっとなことではへこたれないメンタルが養われました(笑))

当時のストレス発散はクラブやらなんやらかんやらで(笑)

なぜかタイミングが良かったり人に恵まれることが多く、入社するタイミングでぐるなび社として日本酒に力を入れようとしていたタイミングで僕が面接にきたらしくラッキーでした。

ぐるなび社で地元である新潟県を担当し、金融機関様とこんな仕掛けをしたりしてました。この仕事で県内を隈なく回ることができ、地元新潟の市町村の特徴もわかりましたし、人のつながりもできました。それから、新潟県で営業する時は好きなラーメン屋かこの辺で美味しいラーメン屋はどこかという話が掴みに最適だとわかりました(笑)

当時のお客様であった吉沢藤兵衛様は今当社の五百万石や一本〆を作っていただいております。(当社HP:吉沢藤兵衛様との取り組み記事)

ぐLocal設立〜蔵へ戻る

前職の部署では起業する方も多く、スタート時のノウハウもありました。いろいろなタイミングが重なりすっごく軽いノリで会社を作りました(笑)

具体的には新潟県の県産品のプローモーションや販促の手伝いをやっている会社です。過去には新潟県様と県産品プロモーションで仕事もしてました。今は酒造りにどっぷりなのでお休み。

作ってみたら作ってみたで、あっこんなところでお金がかかるのねとか会社の信用力って大事だねとか、当たり前なんですが、実際に体験するとそれぞれ重みが全く違う。そして日に日になくなるキャッシュ。

この時は自社のお酒の営業も行っていました。この1年間は自社の酒とも向き合えたし、営業してもリキュール作って設備投資しないと東京市場無理だよとか、試飲前に名前が東京じゃ無理(当時は自分は造っていなかったので、地元向けの越乃男山ブランドを営業していた)などボッコボコにされてとにかく悔しかったのはいい経験。

この時営業した先は絶対見返すと心に強く刻みました。(この時営業した先で今おつきあいしている先はありません)この経験は絶対忘れません。この悔しさをバネに絶対うまい酒を造ると今ももがいています。

ちなみにこの時にすでにお付き合いをしてくださった酒屋さんもいくつかあって、今はうちのメインのお取引先です。他にも数件ありますが、東京では東大和市の尾崎商店様新潟のカネセ商店様この2店が当蔵のブランドの始まりの一歩です。

当時のお酒は本当に売るの大変だっただろうに。感謝しかありません。

阿部酒造が目指すもの

3点です。この3点はnoteでも度々登場するでしょうし、蔵人たちにも伝えていることです。

○発酵を楽しむ
○地域と共に生きる
○圧倒的にうまい酒を目指す

○発酵を楽しむ
 →現状、清酒又は日本酒(注1)製造は免許制です。酒蔵に免許が紐づいていて、"清酒"は限られたメーカーしか造れません。(今まさに税務署の方が動いていてこのあたりの免許緩和が今後進む可能性は大いにありえますが)
清酒発酵はとても複雑な発酵をとっていて、レシピは無限大です。だからこそ、自分たちがワクワクしたり、行ってみたい発酵方法やレシピなどを優先して酒造りを行います。

○地域と共に生きる
 
→当蔵はなぜここ柏崎で酒を醸しているのか考えた結果、地元柏崎や新潟県の原料を使い、美味しいお酒を造ることが地元貢献にも繋がり、独自性も出せるなどプラスな点が多いと考えています。
 ここ最近は柏崎にこだわり抜いて酒造りを行うことも多くなってきました。

○圧倒的にうまい酒を目指す
 
→技術や設備が向上し、清酒業界の昨今はそもそもまずい、というお酒が少なくなってきました。各社手間隙を惜しまず酒造りをしている中で、突き抜けるには、とてもシンプルに”誰が飲んでもうまい”というお酒を目指し続けなければ生き残れないと思い、蔵人には常に言い続けています。 

 当社の場合は若い蔵人も多く造りの経験値が他社に比べて少ないです。だからこそ、他社よりも2−3倍のスピードで酒質も挑戦もし続けないと追いつき追い越せないと思い全員フルスロットルで脳みそと体を使って酒を造ります。

又、ラベルも下記のスターシリーズのようなポップなものが存在するので、特に酒の味は消費者の方は勿論のことプロにも喜んでもらえるような酒にしないといけないと強く思っています。

SIRIUS2018(正方形)


そんなこんなで若い蔵人達と一緒に酒造りをしている阿部酒造をよろしくお願いいたします。



注1)清酒...清酒は、酒税法において次の要件を満たした酒類で、アルコール分が22度未満のものをいいます。
 ○米、米麹及び水を原料として発酵させて、こしたもの
○米、米麹、水及び清酒かす、その他政令で定める物品を原料として発酵させて、こしたもの
○清酒に清酒かすを加えて、こしたもの






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飲食店検索サイト運営会社法人営業 新潟担当→会社設立→H26BY(2014-2015BY)から実家の阿部酒造にて酒造り。H27BY(2015-2016BY)から製造責任者。ブランド:あべシリーズ、★(スター)シリーズ代々続く銘柄は越乃男山。年間16500本製造の小さな酒蔵。
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