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(2471)エスプール_2023.11_本決算


事業概要

コールセンター等への派遣と障害者雇用支援の農園事業が柱。行政BPOと環境経営支援注力。

トレンド・指標


2022年まではコロナ特需によりコールセンターへの派遣業務が好調で株価は右肩上がりも、特需剥落により下落基調になった後、障害者雇用支援の農園事業に対して付帯決議がなされたことで踏みとどまれずに下落している。
現在の株価は、341円。
前期業績に対しては、PER:13.2倍、PBR:3.0倍。
進行期の業績予想対しては、PER:14.7倍、PBR:2.7倍。※IFRS移行
予想配当金:10円。株主優待:無。(利回り:2.9%)

直近の決算

・人材ソリューション事業
 売上高:YoY-19.7%の133億円。営業利益:YoY-24.7%の12億円。
コロナ特需の剥落の影響が大きく、インバウンド販売支援の回復では賄うことができなかった。通信キャリア向けも鈍い。
・ビジネスソリューション事業
 売上高:YoY+23.1%の125億円。営業利益:YoY+2.0%の29億円。
 障害者雇用対策用の貸農園:◎ 法定雇用率の引き上げの追い風
 通販の発送代行:△ 新設センターの費用が想定超
 採用支援:◎ サービス業の人手不足が追い風
 広域行政:△ 稼働率が計画を大きく下回る

進行期の決算予想

・人材ソリューション事業
 売上高:YoY-8%の123億円。営業利益:YoY-9%の11億円。
 コールセンター:× 引き続き苦戦
 販売支援:○ インバウンド向け強化
・ビジネスソリューション事業
 売上高:YoY+20%の150億円。営業利益:YoY+17%の34億円。
 障害者雇用対策用の貸農園:◎ 追い風あるも定着率が悪いのが課題
 通販の発送代行:○ 安定稼働に一定の目途。満床目指す。
 採用支援:○ 引き続き好調か。
 広域行政:× 上期は苦戦継続が確定。

中期経営計画

人材派遣サービスが成長鈍化したことにより、2021年発表のものは取り下げ。
今期は次の10年を見据えた準備期間とし、新中期経営計画は来年度以降となる。

評価や目標株価

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