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(9166)GENDA_2025.1_1Q


事業概要

エンタメ業界のM&Aや海外展開で成長。現在はアミューズメント施設『GiGO』が中心。

トレンド・指標


上場間もないが、右肩上がりを彷彿させるチャートとなりつつある。
決算日の株価終値は1628円。
会社予想の今期EPS:62.29円
PER:26.1
配当は0円のため、配当利回:0%となるが、本日の決算と同時に株主優待の新設を発表。100株で半年ごとに2,000円分で年間4,000円分のクーポンであり、最低単元だと2.4%の利回りとなる。
なお、株主優待は半年以上の長期保有条件がつく。

セグメントごとの状況

・エンタメ・プラットフォーム事業(全体売上の85.2%:利益率14.6%)
 プライズゲーム(グッズが景品としてもらえるもの)が大人気で、日本のアニメ人気にけん引される形で市場規模が成長している。
 国内店舗数:新規+1:M&A+52:閉店-3:合計313店舗
 海外店舗数:閉店-1:合計52店舗
 ミニロケ:国内+394(計600):海外+90(計398)
と、この四半期で大きく伸ばしている。
拠点数を大きく伸ばした結果、売上は+80.9%、セグメント利益+48.7%となった。

・エンタメ・コンテンツ事業(全体売上の14.8%:利益率3.8%)
 IPを元に関連商品を提供したり、アニメ制作などIPの上流部分へのアクセスを目的としている。
 基本的には、グループ内への配給を主としているため利益を出す構造にはなっていないと思慮している。
 売上は大きく伸長も、利益率は低く業績への影響は軽微のため割愛。

今期予想について

1Qの売上高は、通期予想に対して進捗率24.6%となり、営業利益は進捗率29.4%となっている。
GENDAは、単純な営業利益ではなく償却前利益を重視しているとしていることから、償却前営業利益で考えると、進捗率25.2%となっている。
季節性を考慮すると1Qが一番低くなる傾向があることから、通期予想の達成は十分射程圏内である。

今後の目標株価などについて

1Qを単純に4倍にしても、会社予想を達成する見込みであるGENDA。
では、株価はどの程度の水準が妥当なのであろうか。
結論から言うと、

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