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フィンテックのスタートアップから得たいこと

おはようございます。今日はフィンテックスタートアップの魅力に関するイベントを11月25日に開催するので、何故それを企画したのかについて書きます。

私がすべきこと、会社がすべきこと

突然ですが、私には2人の娘と1人の孫がいます。結婚する前に自分がすべきことはいろんな経験をして、それによって将来の役に立てていくという事でしたが、結婚して子供ができると、自分より家族や子供を中心に考えます。さらに孫ができると教えたり怒る義務から解放され、地球が安心した環境のまますくすく成長して欲しいことだけを切に願ってしまいます。
一方、会社がすべきこととは何なのでしょうか。自分がすべきことと結びついてることが重要です。だいたいは給与でしょうか。または将来のスキルを磨ける場所になってることでしょうか。
社会にとってはどうでしょうか?会社と社会の関係も考えてみましょう。

SDGsとESG

最近はSDGs、ESG、カーボンニュートラルや脱炭素というキーワードをよく聞きます。きれい事ばかりで儲けとは繋がらない印象が強いですが、間違いなくこれに反する事を行うと社会から叩かれ会社としての存続が危ぶまれます。どうせなら利益と結びつくビジネスにした方が効率的です。これまではただ儲けることだけ考えればよかった、SDGsのようなテーマに結びつけたビジネスにすると社会からも信頼され存続がしやすくなります。

会社がすべきことは儲けること

結論からいいます。社会にとって会社がすべきことは儲けることです。儲けて日本や地域に税金を落とし、社員にも高い給与が継続的に払えることです。さらにSDGsの指針にあることを意識して取り組むことは持続に繋がります。会社による寄付や社会貢献も重要ですが、その以前に社員に満足されてないような給与を払ってるのであれば、寄付は一旦辞めるべきでしょう。

スタートアップも儲けることが目的でよいのか

スタートアップがすべきことも最終的には儲けることですが時間軸が少し違うかも知れません。大企業では新しいビジネスを俊敏に手がけられないので、ここを真っ先にできるのがスタートアップの特徴です。もちろん利益を度外視しているわけではありません。数年後先に需要がある持続的な経営ができるために仮説を繰り返して走り続けているのです。そのようなチャレンジができるのがまさに醍醐味なのです。

フィンテックスタートアップの魅力とは

スタートアップが大企業と競合するビジネスをしても敗北するだけです。資金力、組織力、能力の全てが劣っています。まだ何処も手が付けられていないものを見つけてそれをビジネスにするのが重要です。幸い、金融の様な規制産業には誰も手を付けてないことがたくさんあります。そこに詳しい人ほどそこにはリスクがあることを知っているので近寄りません。ここをどのようにデザインし戦略にできるかがポイントです。アンラーンできる能力が高い人ほど画期的なアイデアが思いつきます。最近は金融以外からフィンテックに挑戦している例もあり、業界の壁も薄くなってきています。

エンジニアとしての役割

フィンテックスタートアップのエンジニアはとても楽しい仕事です。私は大企業とスタートアップを交互に転職してますが、スタートアップにいるときは何もかもがチャレンジの連続です。大企業ではさせてもらえないチャレンジができます。それなりの責任も担うことにもなりますが、せっかくの人生なので挑戦するほうが楽しいのです。同じ意識で集まったチームメンバーやスタートアップ所属同士の横の繋がりでのネットワークを通して議論したり、知り得た知識をすぐ試してユーザーからフィードバックがもらえそれをすぐに改善してそのフィードバックをすぐに得られるような経験ができます。このような劇的な人生を一度でも経験すると大企業には二度と務めたいとは思わいでしょう。
ただし、私はスタートアップで活かした経験を大企業へフィードバックするというチャレンジをしたこともあります。正直、10年前の世界にタイムスリップしたかと思いましたが、これもいい経験ですし(めちゃめちゃ過酷でしたが)、活躍の場はたくさんあります。最近はアルムナイも流行っているのでこのような需要は今後は増えるでしょう。

ジレンマを振り払いやりたいことへ向かう

金融機関に勤めてる人は優秀な人が多いです。規制やリスクやブランドの影響でビジネスチャンスが生かせないジレンマに気付いている人もたくさんいるでしょう。それを儲けに結びつけていくか、このまま安定を選ぶべきかは本人(または家族事情)次第です。どちらかを選べというと、私は挑戦したい方で、そういった仲間同士で互いに人生を満喫しあいたいだけです。

スタートアップやVCから話を聞いてみよう

私はスタートアップのエンジニアですが、実際にフィンテックスタートアップを起業したり、そういった挑戦者を初期フェーズから支援しているVCからもっと面白い話がたくさん聞けるはずです。自分の人生はもちろん自分で決めることですが、自分の選択肢に十分に気がついていますか?
私はまだ十分気付いていなさそうなので、自分の為にもこういったイベントを企画しました。11月25日に「フィンテックベンチャーのすゝめ〜こんにちは、ハッピーエンジニアライフ!」というタイトルで開催するので、是非皆さんも参加していろんな事に気付いてみましょう。

豪華な登壇者は以下の通りです。
日本マイクロソフト株式会社 エンタープライズ事業本部 業務執行役員 金融イノベーション本部長 藤井 達人さん
インクルージョン・ジャパン株式会社 取締役 吉沢 康弘さん
KAERU株式会社 代表取締役 CEO 岡田 知拓さん
yup株式会社 代表取締役社長 阪井 優さん
ナッジ株式会社 代表取締役社長 沖田 貴史さん



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