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2019年にAmazonにレビューを書いた本

2019年の間にAmazonへレビューを投稿した本をまとめてみました。
全部で9冊です。

【補足】
私は本とドライブが好きです。去年購入した本はAmazonで156冊、リアルな本屋や古本屋ではだいたい200冊ぐらいでした。この他にもAmazon Unlimitedで500冊ほど目を通し、市の図書館でも毎月10〜15冊(2週間で5,6冊ペース)ほどコンスタントに借りています。あと買ったり借りてますがほとんど読んでません。積読ってやつです。買ったのに1ページも読んでない本もたくさんあります。あとジャンルがバラバラです。なのでレビューで投稿した本のジャンルもバラバラです。小説も好きですが、小説のレビューはネタバレをやりそうなので書きませんw

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1.FACTFULNESS

様々な本能を知る良い機会でした。自分が自分自身の本能に惑わされていることにどんどん気付いていくので、一気で読んでしまった記憶があります。
ただし、こんなにバイアスだらけの世の中で、これから何を頼りにしていけばいいかという問いが残されました。今は、その解決方法の一つとして、今まで自分が知らなかった世界を知る人たちにできるだけ出会い続けることが大切だと思っています。

■Amazonに書いた感想はこちら
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R3T1VGTHBZ3RSI

2.エンジニアが学ぶ金融システムの「知識」と「技術」

ちょうどこの頃、フィンテックエンジニア向けの本を執筆していたので、「もしかして先を越されてしまった!」と勘違いして、急いで内容を確認した本です。結論としては、この本はフィンテック寄りの本ではありませんでしたが、金融システムについてとてもよくまとまっていたので参考にしています。
■Amazonに書いた感想はこちら
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R840TNO91RLE4

3.直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN

この本は、自分が閉ざしていた扉を開けてくれた唯一の本です。自分やりたかった事が実現できることほど喜びを感じることはありません。私にとってはただただ感謝の一冊です。
さらに昨年末には、著者の佐宗さんの新刊『ひとりの妄想で未来は変わる VISION DRIVEN INNOVATION』が出版されました。今はこちらを読んでいるところです。
■Amazonに書いた感想はこちら
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/RIFEVXZV3EUAY

4.「ウケる」は最強のビジネススキルである。

まず、タイトルの付け方が上手です。文章の終わりに句点(。)が付いた本は、当たりが多いので反射的に購入する癖があります。
案の定、購入して大正解でした。ビジネスにおける笑いのポイントについて、シリアスなストーリーとして展開されていて、笑いあり、感動ありで楽しく学ぶことができます。表紙の見た目以上にかなりしっかりした内容でした。
皆さんもオフィスで自分の周りを見渡すと、仕事で笑いを上手く使える人って仕事が良い方向にいってたりしませんか?そう思った方は、ぜひ、この本を読んでみてください。
■Amazonに書いた感想はこちら
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/RZV99XGRKLPHW

5.カスタマーサクセスとは何か――日本企業にこそ必要な「これからの顧客との付き合い方」

カスタマーサクセスというキーワードは聞き慣れない方も多いかもしれません。私もエンジニアなのでほとんど関係ないのですが、何気なく2018年に出版された『カスタマーサクセス――サブスクリプション時代に求められる「顧客の成功」10の原則』を読んで興味をもちました。当時はこちらの本のAmazonレビューも書いています
興味を持ったのはいいのですが、この本は翻訳本のため、書いている内容が私には少し難しかったので、もっとわかりやすい本が出るのをずっと待ち望んでいました。それがこの「カスタマーサクセスとは何か」です。
関係者にはそれぞれ青本、赤本と呼ばれているようです。2019年の年末に国内初のカスタマーサクセスの大型カンファレンスが開催され800人も集まりました。まだまだ国内でやるべきことがたくさんあるので。今後さらに注目されることになるでしょう。
■Amazonに書いた感想はこちら
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R3TMRLOMIGHH11

6.ディープテック 世界の未来を切り拓く「眠れる技術」


ソフトウェアを中心に物事を考えてしまうという自分の偏った考えを改めるきっかけとなる一冊でした。これからの社会は利益追求型の社会ではなく、地球規模での環境を考えるSDGsのような社会の課題を解決や、シビックテックのような市民自身が行政や社会課題を解決するべきだと信じているので、これだけの内容をコンパクトに学べたのがとてもありがたかったです。
■Amazonに書いた感想はこちら
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R3NCLR2620T9F5

7.やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。

家事ってこんなにやることがたくさんあるんだと、改めて知らされました(いや、きっとこの本以上にもっとあるんでしょうね)。自分は仕事帰りも遅く、週末までコミュニティ行事が入ることがあるので、家事や子育てはほとんど妻のワンオペ状態になっています。何気なくタイトルにつられてこの本を買って読んだところ、とても面白かったのですが、「俺は全然家庭の仕事の事をわかってない。」なと反省することがたくさんありました。早めに読めば読むほど家庭が平和になる可能性を秘めている本ですね。
■Amazonに書いた感想はこちら
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R3PV404SAR8SPA

8.ソフトウェア・ファースト あらゆるビジネスを一変させる最強戦略

IT業界で働いてる人では、知らない人はいないであろう及川卓也氏。
一昨年、及川さんとは一緒に「マンガと図解でスッキリわかる プログラミングのしくみ 」という本の監修協力(及川さんは監修で、私は監修協力です)をさせていただきました。
そして今回は意外にも及川さん初の単著とのことで、発売日と同時に購入して読みました。ビジネスにおけるソフトウェア技術に関することを一気にまとめて学べ、自分自身のキャリアをステップアップするのにも役立つ内容でした。
■Amazonに書いた感想はこちら
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R7ZA4GGPX9BT6

9.マスタリング・イーサリアム ―スマートコントラクトとDAppの構築

2019年の最後にレビューを投稿したのはイーサリアムの本です。「今後、分散技術に秘められているビジネスの可能性は計り知れない。」と信じているのでじっくりと読みました。難しくて理解できなかったり、写経できないところもあり苦労もしましたが、洋書でなければ書かれないであろう重要な視点が上手に翻訳されており、読んだ甲斐がありました。
■Amazonに書いた感想はこちら
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R39KYWKNDC8Q5Z


その他

これ以外にも、「インテグラル理論」や「NEW POWER」、「THE VISION」、「天才を殺す凡人」、「BANK4.0」、「ニュータイプの時代」のレビューを投稿しかけましたが、この6冊は勉強会で発表しただけで満足してしまいました。とくに「インテグラル理論」はまだまだ理解が及ばずにABD的なことをしてもっと深く学んでいきたい一冊です。
さらに去年は7冊の技術書、ビジネス書の執筆やレビューにも関わりました。

まとめ

あらためてこう振り返ると、私はエンジニアなので技術書の割合が減ってるのは反省すべきです。読んではいますが、しっかり学ぼうとしていない。これはエンジニアとしてはあまりよろしくないです。今年はデータ分析かアルゴリズム、ソフトウェア開発・マネジメント、品質・テスト、プログラミング(最近Rustにハマってます)、セキュリティの5つについて、いずれかの本を探ししっかりと学んでレビューを書くか発表をします。

本には、思いも寄らない素敵な出会いが待っています。ただ技術書はこの頻度が少ないので、技術書以外もあいかわらず幅広く読んでいくつもりです。また、いい本に巡り会えたら、しっかりレビューを書いて一緒に相談できる仲間を少しでも増やしたいです。


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