GAKU ABE

農と食と地域をデザインする。グラフィックデザイナー。農業や食品関係の製造業などのブラン…

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農と食と地域をデザインする。グラフィックデザイナー。農業や食品関係の製造業などのブランディングデザイン、パッケージデザインをしています。株式会社ファームステッド代表。北海道十勝・帯広市出身。

最近の記事

ロゴマークはできたところが旅のはじまり

前回に書いた記事がnoteの今日の注目記事にとりあげてもらい、おもいがけなくたくさんの方にスキをもらいました。ありがとうございます。

 ロゴマークの話という一般的ではない話題、取り上げた事例もローカルな生産者さんということで、読まれやすい記事の鉄板、だれでも知っている人や会社の話ではないのに400以上のスキをいただいたのは本当にうれしいことです。 グラフィックデザイナーとしていままで150以上のロゴマークをデザインしてきましたが、僕の場合その対象が農業や漁業といった一次

    • シンプルじゃないロゴマーク。それが必要なときがある。

      ロゴマークを作る時はシンプルなデザインが重要だと言うエントリーを前回書きました。 実はシンプルではないロゴマークもデザインしています。あれ、言ってることが違うね。さてそれは一体どういうことなのでしょう。 農業や地域の中小企業の方々のデザインブランディングを主にやっている僕にとっては、ロゴマークと言うのはデザインの原点、すべての起点となるものと考えています。 決まったロゴマークを中心にそこから商品パッケージのデザインや看板等のサインデザイン、広告や商品パンフレット、ウェブ

      • ロゴマークがシンプルになっていくのは当然の流れだけど、むかしから当たり前の事でもある

        日本の企業のロゴマークには文字のものが多いが世界的にはロゴマークは文字を使わずシンプルな形が主流になりつつある、と言うブログがちょっと話題になりました。 世界的な企業はロゴマークに文字を使わなくなっているという記事だったのですがロゴマークのデザインの考え方として当然の流れかと思います。 取り上げられているのはグローバルな大企業ばかりで当然いろんな国でブランドが認知されなければいけないし、看板や商品いろいろなメディアなど広範囲で使うことを想定しなければいけないからです。

        • 北海道美瑛町の本山農場さんから3キログラムのアスパラが届いて考えたこと

          北海道美瑛町の本山農場さんから3キログラムのアスパラが届きました。 このアスパラたちは暴風で傷つき曲がってしまったもの。本来ならば規格外となり廃棄されてもおかしくないものだったそうです。でも本山さんがSNSで呼びかけてくれたおかげで捨てられることなく呼びかけに賛同してくれた人たちの食卓に届くことになりました。 ここには本山さんが常日頃から築いてきたお客さんとの信頼関係があったのではないかと思います。 それについてちょっと書いてみたいと思います。 本山さんのFacebook

        ロゴマークはできたところが旅のはじまり

        • シンプルじゃないロゴマーク。それが必要なときがある。

        • ロゴマークがシンプルになっていくのは当然の流れだけど、むかしから当たり前の事でもある

        • 北海道美瑛町の本山農場さんから3キログラムのアスパラが届いて考えたこと

          「バラバラなデザインをどうにかしたい、どうすればいいですか?」

          デザインの依頼を相談されたときに多いのがこの悩み。 自分達の商品のデザインがバラバラでなんとかしたい。なぜこうなってしまったのか、なにから手を付ければいいのかわからない。 たくさんある商品のパッケージのデザインがどれも違っていてスタッフでも間違える、商品、包装紙、紙袋、広告、ウエブサイトどれも色や雰囲気がまちまちでまとまりがない、お客さんが同じところの商品だとわかってくれない、などなど。 なぜこういうことが起きるのでしょう? 商品のパッケージのデザインがバラバラになる原

          「バラバラなデザインをどうにかしたい、どうすればいいですか?」