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ピアノの先生を選ぶ際のポイント【生徒と先生のミスマッチを防ぐ】

今回は「ピアノの先生を選ぶ際のポイント」というテーマでお伝えします。

一口にピアノの先生と言っても様々なタイプがおり、それぞれに得意とする分野があります。もちろん私にも得意分野と苦手分野があります。

そこで大事になってくるのが
「生後が教わりたい内容と、先生が教えられる内容が合致しているか」
という点です。

ピアノの先生を探す際には、このいわば「ミスマッチを防ぐ」ことがポイントとなります。

実際にいただくお問い合わせのタイプを例に、ここでは私自身の得意不得意にも触れつつ解説したいと思います

私という先生の自己紹介みたいなものも兼ねていると捉えていただければ幸いです。

「クラシックを習いたくて先生を探している」場合

私自身、クラシックを専門に勉強してきましたし、今でも常に自分の中心にある大切なジャンルなので喜んでお引き受けしています。

もちろん、理想とする演奏の趣味や方向性は人それぞれなので、私の解釈、練習方法などが合わない場合もあるでしょう。

こればかりは受けていただいて初めて分かる部分かもしれませんが、もしモヤッとするものを感じたら遠慮なく疑問をぶつけてもらってOKです。

「ジャズを習いたくて先生を探している」場合

ジャズはジャズミュージシャンに習うのがベストであると考えます。

私は「ジャズっぽい響きの和音」の作り方でしたらお伝えできるのですが、「どのようにジャズを演奏すべきか」という最も大事な部分をお伝えできません。

やはり先生ってプレイで示してナンボだと思うので、仮にジャズでお問い合わせ頂いた際には、私に出来る事は極めて限定的であることを率直にお伝えするようにしています。

ジャズミュージシャンの多くが個人でも生徒さんを取っていますし、都市部にある楽器店の音楽教室であればジャズ科を設けている所も多いです。

「私(阿部)のPOPSアレンジの弾き方を教わりたい」場合

この場合は、多分私以上にその楽譜を知っている人間は居ないと思うので(書いた張本人であるため)、大事なポイントや俄然弾きやすくなる裏技など色々とお伝え出来ます。

演奏に際して気をつけるべきポイントがクラシックとポップスは若干違うのですが、そのあたりについても実演とともにバンバン示します。

ただ、POPSもこれまた様々なスタイルがあり好みも千差万別なので、私の演奏に何かシンパシーを感じていただいた場合に受けていただくのが望ましいでしょう。

演奏はYouTubeでご覧いただけます。

「お子様が未就学児または小学校低学年」の場合

こちらは申し訳ないのですがお断りしています。

私自身がリトミックと無縁で来た事、小さなお子様には小さなお子様を教える専門の勉強を積んだ先生が望ましいためです。

もし今後私がそちらの勉強を重ね、教えられるレベルに到達した暁にはアナウンスすると思いますが、現在は小学校中学年〜からお引き受けしています。

「大人になって○年ぶりに再開したい」場合

実は私の教室は再開組の大人の生徒さんが7割ほどを占めます。

これは特別意図したわけでもないのですが、現在そのような状況です。もしかすると、私自身が一旦ピアノを辞めてまた戻ってきた経緯があることから、そのような部分にシンパシーを感じてくださっているのかもしれません。

なので、大人の方たちに
「以前より弾けるようになった」
「以前よりピアノや音楽への理解が進んだ」

そういった手応えを感じていただくためのノウハウは積んできているので、私のレッスンでお役に立てる事があると思います。


まとめ

いくつかの例と共に、私に出来る事と出来ない事も示してみました。

レッスンを受けていただく場合、事前にメールやLINEでのやり取りの中でヒヤリングしてから初回を迎えるようにしています。

レッスンを受けてみたいけれど引っかかっていることなどある場合、遠慮なく訊いて下さい。些細な事柄でもクリアにしてからレッスンに臨むのが一番です。

自分にとって一番の先生と巡り合う事で、ぜひ最短で楽しく上達してくださいね。


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