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外国語の扉を開ける合鍵作り 〜世界の言語で複数形〜 1時間目

言語の複数形の規則を発見させる教材を使った活動です。「英語」の教科ではAn apple →Two applesという複数形の作り方を学びますが、その規則が英語のみにあるのではなく、世界のさまざまな言語において「単数/複数」が区別されていることを学びます

一般的な「英語の複数形」の説明

複数を表す形は言語によって様々ですが、初めて意識をするのは、もしかしたら中学校の英語の授業で「複数形」を習う時かもしれません。

英語の名詞には「数えられる名詞」と「数えられない名詞」がある。(省略)数えられる名詞では、1つ(1人)を表す名詞の形のことを単数形、2つ以上のものや、2人以上の人を表す名詞の形のことを複数形という。
1. 語尾がch, th, sh, o, x, s の名詞:語尾にesをつける
(省略)
4. それ以外:語尾にsをつける。 (引用:中学校英語学習サイト

教科書の本文や例を見て、このように概念を習った後、具体的な複数形の形のパターンをドリルなどで練習(覚え)ます。でもなんだか機械的で面白くない…

どうせ言語を学んでいるのであれば、「自分たちでルールに気がついた!」「自分なりに法則を見つけた!」「じゃ、他の言語はどうなっているんだろう?」というような発見や疑問が浮かんでくるような複数形の導入の方がワクワクしませんか。

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