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夏休みの宿題

あーーーまた思い出してしまった
母親の嫌だった記憶を。


「残像に口紅を」を読んでいて
作者の父がいい大学を出てるから教育に口を出してくる。作文や夏休みの自由研究などを父がやり、息子のものとして提出させ賞をとって父が満足するという内容…


私にも似たことがあるなと…
小学4年生の頃、オオカミとヤギの「あらしのよるに」の紙芝居をつくると言っていた。私の夏休みの作品で。
でもしかし、その作品は当時母がしていた図書委員会での読み聞かせで使うからという理由で私は全く手を出させて貰えなかった。
せいぜい、やさせて貰えたのは背景などの色をベタ塗りする所だけ。
それを夏休みの作品として学校に提出した。


私はそれが本当に気に入らなくて、
私の作ったものじゃないし、色は塗ったけど指示されたようにしただけの作業。私が心を込めて目的を持って作ったものじゃない。なにか別のものを作らせてくれて、それを提出して、紙芝居は母が個人で作ったものとそれだけでいいのに…


何度もそれは私の提出するものだから、私がやりたい!と言ったけど、受け入れてくれる気は無い。
だからといってはなんだが、作品が校内に展示される際のアピールポイントを書くものに
『ほとんど母が描いた。やらせてくれなかったので、むかついた 』
って書いて飾った。それは当時の私なりの精一杯の抵抗だったけど、それを見に来た母は怒りましたね〜


5.6年にもなれば母は介入してこなくて、私も1人で調べてまとめるみたいな事をしたはず。



もう自分自身も子供を持ってもおかしくない年齢なので子育てのこういうことは言わないでおこうとか
そういうのが増えていく。


あの時は自分で描けなかったから
はらぺこあおむしの紙芝居つくっちゃおっかな🌷



※母の悪口?ばっかりかいてますねど母のことは好きですよ🌼

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