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社内研修は目的ではなく、手段である事を忘れない!

皆さん、こんにちは。
吃音社内研修講師の阿部です。

今日は社内研修は何のために実施するべきなのか。そんなお話について書いてみますね。

まず結論から言いますと、社内研修は社員が自らの課題に気付き、行動を変える事で成果を上げることをサポートするためのものですよね。

つまり、社員の行動を変えるための数ある手段の1つなわけです。

しかし、私も実際に経験してきましたが、研修を実施する事が主の目的になってしまい、社員の行動変容が置いてけぼりなっているケースが本当に多い現状があるのではないでしょうか。

特に社内研修はマーケティング部門や営業部と連携して実施される事が多く、研修に直接携わらない部門の方からすると「研修を実施する事で営業の課題を解決出来る」と思い込んでいる方が多いですよね。

研修担当者としては、ここを上手くマネジメントしたい所です。

例えば、マーケティング部門や営業部門から研修実施の依頼を受けた場合。

依頼されたまま実施するのではなく、まずは下記3点を明確にしましょう。
①社員の課題は何か。
②社員にどのような行動をしてもらいたいのか。
③いつまでにその行動が出来るようになってもらいたいのか。

もちろん、研修部が直接調査しても構いません。(むしろ直接社員に聞き取りやアンケートを実施する方が効果的)

こうする事で、マーケティングや営業部から来る研修を目的とした依頼を本来あるべき姿に昇華する事が出来るようになります。

研修は目的ではなく、手段である。

周りの部門に流されてしまいがちですが、ここは必ず押さえておきたい社内研修のポイントです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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