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本を読むこと・出会うこと

書く習慣プログラム5日目のテーマは「あなたには新社会人になる甥がいます。伝えたいことや、アドバイスしたいことはある?」。
アドバイスできるほど人生経験積めていませんけど、ぼんやりと思ってることを言葉にしてみたいと思います。

結論:自分にとってバイブルになる本に出会っておけ!

まず前提として、読む習慣をつけておくこと。
社会人になると学生時代ほど読む時間って思ったよりも取れなくなるんですよね。
読む時間があっても、仕事に使えるとか勉強になるとかそういう本がメインになりがち。
今まであまり本を読んでこなかったって人の読書傾向ってそんな印象があります。
活字中毒者は読める時間があってもなくても、外出時、鞄に本を入れておかないと落ち着かないですが、たぶんそんな人は少数派だと自覚してるので。
通勤の電車で読むとか、寝る前に時間を取るとか習慣づけて意識的に読むのが一番。紙媒体でも電子書籍でも読めればどちらでもOK。

そして色んなジャンルを読む
小説をそこそこ好きで読むよって人でも、好きなジャンルばっかりって人少なくないんですよね。歴史小説ばっかりとかミステリばっかりとか。
読むの苦手な人が、慣れるまでの訓練的にばっかり読みをするのは一つの方法としてはありだと思うけど、活字に抵抗なく読めるのなら、好きなタイプばかり読むのはもったいない。

今まで触れたことのない分野の本も読んでみると意外な世界が広がって楽しいですよ。一つの本から世界を広げて知らない世界に触れる
読書の醍醐味の一つだと思います。
小説だけじゃなくて、少し専門的な本とか古典とかもこれを機に読んでみるのも良し。

例えば…私が最近再読した本を挙げてみます。
下鴨アンティーク アリスと紫式部
京都を舞台に着物にまつわる謎を解き明かしていくライト文芸作品ですが、これを軸に、次は着物エッセイを読んでみたり、実用的に和服の本で勉強して着物を自分で着てみたり。
はたまた、テーマは違うけど京都を舞台にした書店が出てくる小説も良いですね。『「そうだ 京都、行こう。」の20年』で京都の風景写真を眺めるのも楽しい。

次に読む本をどう探せばいいのか分からなければ、二つの方法をおすすめします。
一つは図書館に行って司書に尋ねること。
図書館にはレファレンスサービスという利用者からの調べもののお手伝いをしてくれるサービスがあります。単純に本の所蔵状況や配置を聞くこともできますが、「こういう内容の本探してるんですけど」とか「こういう情報が載ってる本ってありますか?」なんていうざっくりした質問をしても、丁寧に調べてくれます。
二つ目はネットで調べたり聞いたりすること。
「京都 おすすめ 小説」でググってみたり、あるいはTwitterで「【緩募】京都舞台のおすすめ小説」って呟いたり。
個人的にはAmazonやhontoなど書籍通販サイトで検索してみるのも、意外な本との出会いが面白くて好きです。

色んな本との出会いの中で自分のバイブル、核になるような本と出合っておくと何かの支えになります
バイブルってのは生き方とか人生哲学が書いてあるものに限らなくて、自分にとっての好きが詰まった本でも自分の進路を決めてしまうような本でも良い。
ビジネス書や自己啓発書だけじゃなくて、個人的には小説とかエッセイとか、もちろんそれは児童書でも図鑑でもライトノベルでもむしろ良いと思います。
「推し作品に出会え!」と同義と受け取ってもらっても良いです。

わたしにしてはながーい記事になりました。
新社会人でないみなさんにも素敵な本との出会いがありますように。


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