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自己紹介とご挨拶

アジアン美容クリニック 院長の鄭 憲です。皆さんに簡単な自己紹介とご挨拶をさせていただきます。

私は、日本で生まれた韓国人です。

医師を志してからは、韓国、日本で学び、両国の医師免許を取得、形成外科の専門医として勤務後、今は上野不忍池横、湯島天神の近くで美容外科クリニックを営んでいます。

美容外科、美容整形の医者というと皆さんはどのようなイメージを持たれているでしょうか?

大学での講義時間に医学生に同様の質問を投げかけると、「お金持ち」「治療というよりサービス業」「患者さんとのトラブル、訴訟が多い」といった答えが多く返ってきます。

個人的に言わせてもらえば、残念ながら金持ちでもないのですが、トラブルも特にありません。

また患者さんが目指す目的が異なること除けば、内科や産婦人科、外科等となんら変わりのない医療の一分野であると思っています。

美容外科、美容医療をいい意味、悪い意味、特別なもといった捉え方をされる原因には、まさに医療としてより商業的な利益のみ追求する一部の医療人、面白おかしく誇張して取り上げるメディア、そして情報を確認せずに信じ伝播する風潮にあると考えます。

しかし、これは美容外科に限ったことではなく最近ぎくしゃくしている日韓関係にも言えることかもしれません。

SMAPやAKB48のメンバーが典型的な日本人姿、性格を持っているのではないように、皆さんが韓流ドラマや映画、舞台、コンサートなどで観て、聞いて、感じた人々や社会はある意味エンターテイメントの世界のものです。

しかし、そこには、実際に韓国で生活し暮らしている人々の価値観や文化が凝縮されているのも事実です。

一方、政治的なニュースの中で語られる韓国人や社会が必ずしも本当の現実を反映しているとは限りません。

地理的にも外見的にも文化的にも近くて近い、だからむしろ気になる両国をより理解してもらうために、美容医療の窓から形成外科、美容外科、美容皮膚科のみならず日韓の文化や相違点を紹介していきたいと思います。

アジアン美容クリニック院長
帝京大学附属病院形成外科
美容外科非常勤講師
鄭 憲

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