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MMT(現代貨幣理論)を否定したい方達へ まずは日本語からですよ^_^

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MMTを否定したい方々はなぜか在野にも多くいます。一般の方で否定する意味はむしろデメリットしかないのになぜか?SNS界隈やネット掲示板ならいざ知らずYouTubeのMMT、積極財政的な動画に現れては何か主張します。(大抵は意味不明な事を言うだけですが…)正直、これは不思議で仕方ありません。好きな動画を選べるのにわざわざ乗り込んできて大抵ボコボコにされたり、からかわれたりして遊ばれてるのになぜか?諦めずコメントしまたやられて…いつしか名物的な人物になってたりします(笑)まぁYouTubeのコメ欄もネット掲示板的になってきたと言えばそれまでですが…ただ荒らし目的とは思えない何か異様な信念みたいなものを感じます。

ということで今回はどうしてもMMTを否定したい方々へどうすれば否定出来るかをアドバイスしたいと思います(笑)今から挙げる内容のどれかを潰せばMMTを消すことができますよ^_^昔からある理論と言えども陽の目を見るようになったのはここ数年で、しかも非主流派です。他の理論を潰すよりかは比較的簡単だと思いますよ(笑)

大前提:まずは言語を正しく使いましょう!

これは本当に多いんですが、「MMT理論は…」「MMTに反対」「MMTは良くない」なんて言い方をする人がいます。MMTの日本語訳は現代貨幣理論です。理論なんですよ。MMT理論なんて言い方はもはや論外で(笑)MMTに反対とか良くないって言い方は、例えるなら相対性理論に反対とか良くないって言ってるのと同じです。おかしいって分かりますよね。これは逆に肯定的に捉えてる人もMMTに賛成って言い方はおかしいので注意が必要です。

なので、MMTを肯定する、MMTを否定するもしくはMMTは正しい、MMTは間違っているという表現にした方が良いでしょう。なので、否定したい方はまずは言語に注意です。上記の表現だけで何も分かってないと思われても仕方ありませんし、指摘されたら素直に間違えましたと認めましょう!後からどんだけ取り繕っても痛いだけです(笑)

ここからは正しく言語を使った上でどこを注目すれば良いかに焦点を置いて解説します。

1.信用貨幣論の反例と矛盾点を見つけよう!

反例ですが、原始的な共同体生活をしている部族や民族で商品貨幣論(物々交換)が経済主体となってると解釈できる事例を見つけましょう。当たり前ですが、別部族との取引とかの事例ではダメですよ。あくまで共同体の中での経済活動での事例です。

矛盾点を見つける場合は信用貨幣論が何を言っているのか良く読んで理解し、おかしい所を見つければオッケーです。

2.国定信用貨幣論の矛盾点を見つけよう!

国定信用貨幣論は通貨のあり方を見て出来た理論です。反例を挙げたとしても難しいです。例えば無くなった政府の通貨がまだその地域で使われてるとしても信用貨幣論に当てはめてしまえば、負債の記録として使い勝手が良かっただけとも言えてしまうからです。なので、理論に対する矛盾点を見つけましょう!やり方は信用貨幣論と同じです。良く読んで理解しましょう。

3.信用創造が実は又貸しだったという証拠を探そう!

借りたい人が返せそうと判断したら銀行側は手元に現金がなくとも通帳に書く事で貸せるというのが信用創造ですが、それが事実でない実は又貸しだった!元手が無いと貸せない!という証拠を見つけましょう!

4.国債の発行の仕組みが民間の預金が元手という証拠を見つけよう!

国債発行から財政出動の流れはこうです。

1.国債という借用証書を民間銀行に渡す(売る)

2.民間銀行はもらった(買った)国債の金額を政府の日銀当座預金に記帳して振り込む

3.日銀当座預金を元に政府小切手を支出先に渡す

4.支出先はそのままでは使えないので小切手を銀行に持ち込み支出先の通帳に記載してもらう

5.銀行側も小切手を決済しないといけないので日銀に持ち込み、政府の日銀当座預金から銀行の日銀当座預金に金額分振り替える。

基本的にこの流れです。現状の変化点として政府小切手ではなく振込指示に変わってるという話もありますが、小切手分ペーパーレスになっただけで流れは変わりません。

なので、上記の流れが間違ってる!国債を発行したら民間の預金から政府にお金を持ってかれる!という証拠を見つけることが出来れば論破することが出来ます。

この4点に対する反例、矛盾、誤謬を見つけることが出来ればMMTを論破したと言っても過言ではありません!

◎ダメな反論事例

1.MMTの根幹はJGP(就業保証プログラム)にあると聞くシステムとしてこれは問題ではないか?

JGPが政策提言的だからと言ってここを突くのは悪手です。なぜならJGPの問題を突くという事は…

上記の4点を認めたことと一緒です!

なぜならJGPは先程の4点が正しい前提の元に成り立ってます。つまりMMTを認めてるのとほぼ同義です。理論の極一部に賛同出来ないだけ…という事になってしまいます。MMTを否定したい方々がここを問い始めたら、それは…

敗北宣言です!

それと意地悪な言い方をしてしまえば「それってあなたの感想ですよね?」とひろゆき論法を使われたら反論できません(笑)なぜなら過去から現在まで政府が全く仕事を提供していなかったのなら、そんなの出来ないと言えるかもしれませんが、現実には公務員というものがある以上、やり方次第ではやれるのではと言えてしまうからです。

2.〇〇はデフォルトしたぞ!

その国のデフォルトした債務は変動為替相場制で自国通貨建の債務でしたか?実は外債だったり、ユーロのような共通通貨だったり、はたまた固定相場制だったりしてませんか?ここを突くと確実に論破されます。

3.ハイパーインフレになった事例は歴史を見れば枚挙にいとまがない!

その枚挙にいとまがない事例達は供給能力の毀損あるいはそもそもの供給能力の脆弱性以外で証明できるものがありますか?2との合わせ技の場合もあります。つまり自国通貨の国債の大量発行(もしくはそれに類似する行為)のみでハイパーインフレになったその時その時の大国の事例がないと、これも論破されますね。

以上がMMTを否定するポイントになってくると思います。上記の4点のどれかを崩せばかなりの痛撃になります。ちなみなにダメな反論以外に瑣末な点を攻めたとしても無意味ですよ。例えるなら数学の未解決問題を解いた証明に対して、途中計算が間違ってるからこの証明は間違いとは簡単にはならないのと同じです。重大な間違いでない限り、基本的な考え方が正しければその計算を修正すれば良いだけになります。

と、ここまで見たら分かると思いますが…

MMTを否定するのは相当困難です!

私には不可能としか思えません。特に信用創造と国債発行のくだりはただの事実です。ぶっちゃけ否定しようがありません(笑)国定信用貨幣論にも論理的な矛盾や間違いがあるようには見えませんし、そもそも現状がそうなってます。なので可能性があるならば信用貨幣論の部分になりますが、人類学の学者さんのフィールドワークや考古学の知見によって固められているので、学者レベルでもその道のプロが丹念に再調査してやっと反例を見つけられるかどうかです。(恐らく無い)となると一般人が反例を見つけるのは、ほぼほぼ不可能だと思います。さらに言えば私の知り合いが春に山菜を取って近所の方にお裾分けをし、夏にその方から自宅で取れた夏野菜を大量にもらうというのをやっていて、正に信用貨幣論の事例そのものをこの現代の日本で行われているのを私個人のレベルでも知っています。

いかがだったでしょうか?MMT否定したい方々への指南として書いてみましたが(笑)こうしてみるとMMTがいかに強固な理論だと言うのが逆に理解出来たのではないでしょうか?

それでもなお、否定したい方は…

まぁ頑張って下さい(笑)

としか言えません…最後まで読んで頂きありがとうございます!

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