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MMT 現代貨幣理論 番外編 消費税は欠陥税です!!

有料設定にしてますが、全部読めます!MMTの主題から少し離れて消費税についてお話しします。過去の記事を読めばいかに消費税が悪税か分かると思います。

もうすぐ消費税が10%に上がります。軽減税率だのキャッスレス決済によるポイント還元だの色々対策をやってはいますが、正直これを書いてる自分も煩雑過ぎて何がどうなるのか?全然分かりません!キャッスレス化によるポイント還元もその場で値引きされるパターンやカードのポイント付与が強化されると言ったように店ごとカード会社ごとでどうも違うようです。確定申告する際に混乱を来たすような気がしてなりません…今回は消費税とはいかに悪税かつ欠陥を持っているかについて解説していきます。またどんな理由で増税したか?そしてその理由がいかに間違ってるかも合わせてお伝えしたいと思います。どうやら10%以上にいずれは上げたいと言うような報道も出ています。このまま消費増税を続けていくと本当に日本は終わるのではと危惧しております。それだけ危険なんです。この税は…

消費税には景気安定化装置が無い!

まずは1番の欠陥はココです。景気が良くも悪くも同じ率で取られます。特に悪いと時は甚大です。消費を増やしてもらわないといけない時に消費に対する罰金を取る事と同じです。

逆累進性が高い!金持ち有利で貧乏人には不利!!

税率が同じなので所得が高い人には気にならないかもしれませんが、低い人にはダメージが大きいです。所得の低い人は日々生きるお金を出したら残りが少なくなります。対して所得の高い人は日々生きるお金を出してもまだ余裕があります。日々生きるお金が常に10%取られるわけですから、所得の低い人には大打撃です。

この2つだけでも問題大有りだと思いますが、次はいかなる理由で増税されてきたか?そのレトリックと反論を述べます。

国の借金で国家が破綻する!だから消費増税をするんだ!

出ました。国の借金です。前々回で解説した通り国の借金は民間に対する借金です。しかも自国通貨建です。言うなれば自分の作った書式の書類が便利だったので他の人も使うようになり、人によっては書類をたくさん貯めてる人がいて、そこから自分がたくさん借りたとします。あーたくさん借りすぎた!返せない破綻する!何て言ってたら「いや、また印刷して返せば良いじゃん!何言ってんだ?コイツ…」となりますよね?それと同じです。なのにこの人は書類を持ってる人から回収して返すと言う行為に出たわけです。かなりヤバめ人なわけですが、今は日本政府自体がこのヤバめな人と同じになってます。

少子高齢化が進み社会保障費が増大する!そのための財源だ!

これもよく言われますね。何度も言っていますが、政府に財源問題はありません。あるのはインフレ率のみです。デフレの今、足りないお金は普通に国債発行すれば済む話です。しかも前回の8%に上げた時は全額社会保障費にと言っておきながら半分程度を国債償還に回したそうです。つまり前述したヤバい人の行為を半分程度やってしまったのです…

海外ではもっと高い!だからもっと上げるべきだ!

海外と日本では事情が全く違うのに他国もやってるんだから日本もヤレ!と言うのは暴論以外の何物でもありません。ついでに海外が高い理由は人口及び供給力(モノやサービスの生産力)が日本と比べて低いため、国債発行による財源確保で対応するとインフレ率が上がってしまう事情があるためです。

将来不安を解消にするために!

増税されると逆に不安になるのが普通だと思いますが…どう言う理論なんでしょう?流石にここまで来ると意味不明です。

以上思い浮かぶ限りの欠陥税である理由についで書きました。増税は仕方ない!と言う人は結構いると思います。実際私の周りにもいましたので、急遽消費増税のヤバさを解説させて頂きました。本来なら消費税増税などは生活に直結する物なのにこれに無関心か諦めの境地に立っているような感じです。ぜひ私のこの記事を読んで消費税がいかに悪い物かを知って頂きたいと切に願います。増税仕方なしの方は恐らく財源問題があると信じ込まされた為にそういう思考になったと思います。

長くデフレが続いてるせいで、萎縮した状態に国民がなってると思います。萎縮する必要はありません。やって欲しく無いことはやって欲しくないと堂々と主張するべきです。でないと政治家、官僚は暴走していきます。そしてそれが出来るのが民主主義です。お住まいの選挙区から当選された国会議員さんに陳述してみて下さい。効果高いと思います!

このまま行くとほぼ間違いなく10%になるでしょう…だから我々はこれからはこう叫んでいくべきです…

消費税を減税か廃止しろ!!

です。以上最後まで読んでいただきありがとうございます。

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