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あったかい人一位、星野源

全部がちょっとずつうまくいかない日だった。彼氏から連絡来ないし(今も)。出社そうそう怖い顔した上司にひるんで声小さくなるし語尾弱まるし。心休まるはずのお昼休憩で食堂にて水の入ったコップ倒すし。午後の部で気合い入れ直したはずなのに、自分の社会人センス疑うレベルの凡ミスで今度はちゃーんと怒られるし。こういう日にさくっと飲みに行ける友達がいたらいいんだけど、これまた運悪く残業だったおかげで人を誘うにはちょっと申し訳ない時刻。ふつうの食生活送ってる人なら晩ご飯終わってるよな、下手したらお風呂済ませていかねないよな、どちらにしろこっから外出るの面倒くさいよな、って時刻。そしたら音楽が一番頼れる存在なわけだけど、みなさんはこんな時にだれのなにを聞きますか?

わたしは星野源のアルバム「pop virus」が一番しっくりきた。アーティストにもアルバムにもそれぞれ聞くべきタイミング、聞きたいタイミングがあると思うんだけど、こんな時のスピッツは歌詞が断片的すぎるし、ミスチルの励ましは落ち込みの段階的にまだ早いし、直近でiTunesで落としたindigolaendはシティすぎる。で、選ばれました、星野源。わかるよ、そういうときあるよね、っておだやかに聞いてくれる感じ。無理に前に進ませるでもなく、本当に心にぴとって寄り添ってくれるの。いつも居酒屋で飲むのより少し強めのお酒飲んで、したらば食べて、お笑い観ながら、自分で自分に寄り添ってます。

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