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18 金属の切断の思い出

こんにちは!
今日もお付き合いくださいね(^^)

昔、授業で5mm厚の真鍮の板を切り出してペンスタンドを製作していました。その際、金属の切断は人力でやってもらってました。使う工具は「弓のこ」と「コッピングソー」です。コッピングソーはいわゆる糸鋸ですね。弓のこは直線に切るときに使い、コッピングソーは曲線に切るときに使いました。授業ではこの2種類を準備していましたが、結局使われる人気の高いのはコッピングソーでした。やっぱり曲線しか勝たんですね。刃が360度ついているすごい刃です。


そんなコッピングソーですが、欠点があります。それは「めちゃくちゃ折れる」ということ。生徒にコッピングソーを渡してすぐ「折れた!」という報告を聞くのは日常茶飯事でした。なので、事務さんにお願いして沢山注文をしてもらって対応した記憶です。まれに、注文が追いつかず授業で使えるコッピングソーの刃がもうない…。弓のこしかないっていう日もありました。

また、コッピングソーの利点として、空洞部の加工があると思います。金属をボール盤で穴を空けたあと、コッピングソーをその穴に通せば、穴を好きな形に広げることができます。弓のこではできない作業と言えそうですね。ただし、コッピングソーの付け根部分より大きい空洞部の加工にのみ対応でですが。

金属は硬く、加工は大変ですがやりがいがあります。切っているとだんだん楽しくなってきます!ぜひ金属を切ってみてくださいー。

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