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アイリスの深淵~第3話~ 魔界の旅

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魔法の謎を解き明かす為、魔界へ出でることになったエリカ達。そして今、その入り口に差し掛かろうとしていた、、、。
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#悪魔

第11章 旅の節目

砂漠の2次元 一晩、停泊花で休養を取ったエリカ達は、再び砂漠の旅へと出発した。 空は相…

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第10章 未来人の遺跡

完全なる善 廊下を闊歩するフランキー少佐の背に、刃を向けて走っていく者がいた。 刃が勢…

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第9章 空に浮かぶピアノ

深淵からの投影 女帝ヴァイオレットと、そのお付きは、綺麗なお城へと案内されていた。 城…

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第8章 駅員の話

東西の管理者 運び屋の中で、一同は食事を摂っていた。 それは、食事とは言えないようなお…

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第7章 2人の自分

謎の老人 運び屋にも許可をもらい、魔物からの心配も一応は払拭された今、 一同は駅の建物の…

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第6章 ∞の地中の向こう側

幻界と水プラズマ海 化け物、いや作業員は、にんまり笑って言った。 『心配せんと! 駅長が…

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第5章 駅

謎の磁場 エリカ達は、その謎の煉瓦道に沿って歩くことにした。 蛇行していた道はいつからか、真っ直ぐになり、それは真北へと伸びていた。 暫く歩いていたが、 船長の言葉で足を止めることになった。 「コンパスがおかしい。 北を示す針が傾いている。」 「貸してください」 そう言って、マリアはコンパスを受け取り、じっとそれを見つめる。 それから、低い声で言った。 「強い磁場に入ってしまったようです」 エリカもマリアの手元を覗き込み、確認した。 指針の向きは今、真北に続いて

第4章 魔界の理

無の壁 エリカが見た魔法の雲は、西の妖精の国を浮遊していた。 雲の上は、建物の残骸が散…

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