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砂漠の2次元 一晩、停泊花で休養を取ったエリカ達は、再び砂漠の旅へと出発した。 空は相…
完全なる善 廊下を闊歩するフランキー少佐の背に、刃を向けて走っていく者がいた。 刃が勢…
深淵からの投影 女帝ヴァイオレットと、そのお付きは、綺麗なお城へと案内されていた。 城…
東西の管理者 運び屋の中で、一同は食事を摂っていた。 それは、食事とは言えないようなお…
謎の老人 運び屋にも許可をもらい、魔物からの心配も一応は払拭された今、 一同は駅の建物の…
幻界と水プラズマ海 化け物、いや作業員は、にんまり笑って言った。 『心配せんと! 駅長が…
謎の磁場 エリカ達は、その謎の煉瓦道に沿って歩くことにした。 蛇行していた道はいつからか、真っ直ぐになり、それは真北へと伸びていた。 暫く歩いていたが、 船長の言葉で足を止めることになった。 「コンパスがおかしい。 北を示す針が傾いている。」 「貸してください」 そう言って、マリアはコンパスを受け取り、じっとそれを見つめる。 それから、低い声で言った。 「強い磁場に入ってしまったようです」 エリカもマリアの手元を覗き込み、確認した。 指針の向きは今、真北に続いて
無の壁 エリカが見た魔法の雲は、西の妖精の国を浮遊していた。 雲の上は、建物の残骸が散…