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旅,写真

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2024年3月の記事一覧

【写真】薄暮,都萬神社と西都原古墳群

 日本神話の旅、宮崎から高千穂。  宮崎市から高千穂へ。  そして再び、宮崎市方面へ。 記紀の道 入口  夕刻が近づくなか、記紀の道に車を停める。  晴れている午前中ならば、1時間を費やしたいと思った。その代わりに都萬(つま)神社神社の境内へ。 都萬神社 鷺の神社  都萬神社はまた、鷺の神社だった。  夕闇が迫るなか、空に横切る大きな鳥のシルエット。  その鳥が消えた境内の巨木には、巣とおぼしき茂みがあり、  白鷺の姿を目視することができた。 西都原古

【写真】天岩戸神社,天の安川原と

 日本神話の旅、宮崎。  高千穂へ。 天岩戸神社  天岩戸とは、  この、天岩戸。 天岩戸神社  ご神体「天岩戸」は、もちろん撮影不可。それ以前に、雨足がひどくなってきたので、写真は、イメージのみ。  傘をさして細道を下り、注連縄が張られた対岸の洞窟から、御神体を見たときには「ここが……」という感慨があった。 天の安河原  雨足の強まる中、天の安河原にも足を延ばしてみることに。  「八百万の神々が集まって相談した場所」。  洞窟、仰慕窟(ぎょうぼがいわや

【写真】高千穂峡散策と鬼八の力石

 宮崎から、高千穂への旅。  夜神楽を堪能した翌朝は  高千穂の旅。  小雨がぱらつく中、朝の高千穂峡。 高千穂峡  貸しボート乗り場の駐車場に車を乗り入れて、  乗り場へと降りていく。  かなり急な石段からは、まるで糸のように水が流れる小さな滝を臨む。  ボート乗り場から、橋方面。 真名井の滝  次に、遊歩道を上流へと進んでみる。  さきほどの貸しボートが高千穂峡に浮かぶ。  ボートがすすめるは、画面中央のロープの場所まで。 鬼八の岩石  渓谷を

【写真】高千穂神楽 (高千穂の夜神楽)

 宮崎市から、高千穂。  高千穂神社・神楽殿へ。 高千穂神社境内の神楽殿で毎晩20時から奉納  通常はそれぞれの集落が、「夜を徹して、33番ある神楽を奉納する」のが高千穂神楽。  ここ高千穂神社境内の神楽殿では、毎晩20~21時に「高千穂神楽」が上演される。 「浅ケ部神楽保存会」の夜神楽を鑑賞  この日の公演は、「浅ケ部(あさかべ)神楽保存会」によるもの。  奉納されるのは、全33番のなかの4番「手力雄(たぢからお)の舞」「鈿女(うずめ)の舞」「戸取(ととり)の

【写真】御池(みそぎ池)、朝

 3月某日、よく晴れた朝。  池のほとりにはじまる、日本神話の旅。  黄泉の国から戻った伊邪那岐命が禊を行い、さまざまな神が生まれたその最後に、左眼から天照大御神、右眼から月読命、鼻から建速須佐之男命の三貴子が生まれた。  その舞台、みそぎ池(阿波岐原森林公園 市民の森 内)。 あっけないほどすぐに辿り着く  写真のとおり、それほど大きな池ではない。しかも探しやすく、車を駐車したその前に池がある、ということに少し拍子抜けした。  ただ、だから神秘的な雰囲気が損なわ