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旅,写真

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2023年6月の記事一覧

モエレ沼公園①[公園全体がひとつの彫刻作品] イサム・ノグチ

 高松空港のイサム・ノグチ遺作[TIME AND SPACE]、そしてイサム・ノグチ庭園美術館を訪ねたのが2月のこと。  イサム・ノグチ庭園美術館は、きれいに掃き清められた敷地内に、作りかけも含めた作品群がそのまま遺された、作家の気配が濃く残る場所だった。「先生はちょっと出かけています」と言われても違和感がないほどに。イサム・ノグチは1988年に「戻ってくる」と言い残してニューヨークに旅立ち、そのまま逝去したのにもかかわらず。   イサム・ノグチが手掛けた札幌のモエレ沼公

[ヘラルボニー×成田空港] -新たな言葉と共に,想いを受け継ぐ

 成田空港、LCC利用者にはおなじみの第三旅客ターミナル。  第二ターミナルからの長い旅を終えて、セキュリティチェックに向かう通路に、そのスペースはある。  いつもは急いで通り過ぎがちなのだが、この日は少しここで時間を過ごそうと思っていた。 アート×休憩所 @第三旅客ターミナル  ヘラルボニーとは?  すでにさまざまなメディアで紹介されているが、主に知的障がいのあるアーティストととライセンス契約を結び、多様な事業を展開しているベンチャー企業。  事業は成功し、企業