マガジンのカバー画像

旅,写真

79
写真中心の記事はこちら。
運営しているクリエイター

2023年1月の記事一覧

【写真】睦月,直島①:「赤かぼちゃ」修復中、黄色い「南瓜」と過ごす午後

 高松港発、直島(宮浦)。すっかりいつものコース、往復990円。 ■一斉休館、直島行は閑散  この1週間、ベネッセアートサイト直島のアート施設は、ほぼ一斉にメンテナンスに入る。完全なオフシーズンの2月は、休館日に気を付けていたのだけど、1月は年末年始のところしか注意していなかった。  高松への移動中にInstagramを久しぶりに見て、「しまった」と。これはわたしの、完全な不注意。  12月~3月までは、国の制度に乗っかる形で、月に1度ずつ、高松滞在→直島ほかの島々へ

【写真】空路,富士山(高松-成田)

 その日は、高松空港から成田への移動。  窓側、A列。空は青空、ところどころに雲。 ■眼下に雲、青空を飛ぶ  青空を、旅客機は進む。はるか下の雲、そして陸地を見下ろす。  地上からはどんなふうに見えるのだろう。直島ですごしたときの空を思い出した。 ■冠雪の富士を望む  高松ー成田のフライトは約1時間だ。あっという間に、着陸準備のアナウンスとなる。  富士山が見えはじめた。  まるで回り込むように、富士山は視界に入り続ける。晴れた日の窓際A列は格別だ。  やが

【写真】睦月,直島② パブリックアートと海,空,雲,

 2023年1月の直島の旅。施設全面メンテナンス期間中に訪れてしまったのだけど、ひとけのない島で、珍しい経験ができたのは書いた通り。 ■高松港10:14発フェリー  ただ、旅程は短縮し(また2月に来ます)、この日は滞在さいごの日。手が届きそうなふわふわの白い雲が立ち込める高松港、10:14発。  船はもちろんすいていて、デッキもほぼわたしひとり。空を見上げると、鳥たちが美しい列を作りながら飛び去って行った。  どう見ても曇りなのだけど、予報では晴れ間もあるという。船が

【写真】曇天と晴天: 大門(浜松町)~竹芝ふ頭

 年明けのその日の午後は、都営大江戸線大門駅からはじまる旅。  JR浜松町駅の一部は工事で生まれ変わっている最中。エレベーターで、新しくできた自由通路へ。モノレールと新幹線が轟音とともに、忙しく行き交っている。  首都高を眼下にしながら、  ゆりかもめ「竹芝」駅に向かって歩き、  竹芝桟橋へ。 ■表情豊かな雲  竹芝桟橋の遊歩道は、夕暮れまでの時間を静かに過ごす場所のひとつだ。  人影はまばらで、時折、散歩やジョギングを楽しむ人とすれ違う。あいているベンチに陣取

【写真】新春,東京タワー 凛々しく怪しいその美しさ

 東京タワー。  わたしにとっての東京タワーは、下の写真のように、風景のなかにその存在を探すイメージだ(六本木ヒルズのスカイデッキから撮影)。   年明け2日。お天気のよさに惹かれて、東京タワー付近に出かけてみた。地下鉄でいうと都営大江戸線の赤羽橋駅~大門駅のあたりだ。 ■エロスも感じる美しさ  日没とともに点灯。三が日のライトアップは、電球をちりばめたインフィニティ・ダイヤモンドヴェール。  坂をのぼって近づいてみる。混雑とまではいかなくても、大勢の人がいる。