父の「てきべん」

てきべん、って言葉を知っているだろうか。

意外と文字変換しても「摘便」という感じが出てくるから、赤ん坊を持つ親なんかは当たり前なのかもしれない。
簡単に言うと自力で出せないうんこを摘出するってことです。
アラフィフ独身女、生まれてはじめて82歳の父の肛門から便を掻き出しました。
手順は浣腸によって柔らかくなってきた直径3、4センチほどの便をビニール手袋をした指を使って出す…まあまあ字ずらとしてはスゴいけど、意外と私、平気でした。
べんかい、「便塊」はまさに牧場で見た馬のフンのよう。馬や牛に触れる機会があったからか父を動物的に見れたからかしらん。

本人は娘に便をかき出されたことのプライド崩壊とか色々あったろうけれど・・・この1、2回でお腹の痛みがまるっきり無くなったのは驚いた。今まで「痛い痛い」の毎日で理由がわからず心療内科、痛み外来など彷徨い歩いたのに結果、摘便で解決するとは。

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