脱サラオジサン、ワインエキスパートへ~資格取得までの道のり~25
テイスティング編その3
今回は、白、赤ともに主要3銘柄(白:Chardonnay、Sauvignon Blanc、Riesling)(赤:Cabernet Saugvinon、Pinot Noir、Syrah/Shiraz)を産地別に飲み比べ。
まずは白
①Chablis ”La Pierrelee”/Chardonnay 100%/仏・2020/12.5%
外観:清澄度=澄んだ、
輝き=輝きのある、
色調=グリーンがかった、レモンイエロー、イエロー
濃淡=淡い、やや濃い
粘性=やや軽い、やや強い、
印象=若々しい、軽快な、成熟度が高い
→軽快な=アルコール度数が低いときに使う言葉
香り:第一印象=控えめ、開いている、フレッシュな、
果実・花=柑橘類、青リンゴ、リンゴ、スイカズラ、菩提樹、
香辛料=石灰、火打石、貝殻、鉱物、パン・ドゥミ、
香りの印象=若々しい、嫌気的な、ニュートラル、
→嫌気的な=アロマティックなブドウ品種&樽を使っていない
味わい:アタック=やや軽い、
甘味=ドライ、
酸味=爽やかな、溌溂とした
苦み=穏やかな、
バランス=スリムな、ドライな、
アルコール=やや軽め、
余韻=やや短い、やや長い
※典型的なChablis。アルコール度数、12.5%中程度。これを基準とわきまえよ。Chardonnayはニュートラルなブドウ品種。樽で育成をかけるケースが多いが、樽香がしないケースはChablisの可能性。
②Central Coast Chandonnay/Chardonnay 100%/米・2021/14.5%
外観:清澄度=澄んだ、
輝き=輝きのある、
色調=グリーンがかった、イエロー、黄金がかった
濃淡=濃い、
粘性=やや強い、強い
印象=若々しい、成熟度が高い、濃縮感がある
→成熟度が高い、濃縮感がある=アルコール度数が高いときに
香り:第一印象=開いている、深みのある、濃縮感のある
果実・花=リンゴ、花梨、白桃、アカシア、フレッシュアーモンド
*温暖な地域でブドウが育つ→リンゴ、花梨、白桃
香辛料=石灰、貝殻、トースト、乳製品、
香りの印象=成熟度が高い、第2アロマが強い、
木樽からのニュアンス、複雑性がある
*乳製品の香り→第2アロマが強いを導く
味わい:アタック=強い、
甘味=まろやかな、
酸味=爽やかな、なめらかな=MLF
苦み=穏やかな、コク(深み)を与える
バランス=豊潤な、厚みのある、ふくよかな、
アルコール=やや強め、強め
余韻=やや長い、長い
※同じChardonnayでも、国が違うと印象が変わる。冷涼だと柑橘類、温暖だと、リンゴ、花梨など。温暖だとアルコール度数が高くなる。
高アルコールから、アタック、余韻など長くなる。
③Touraine Sauvignon/Sauvignon Blanc 100%/仏・2021/13.2%
外観:清澄度=澄んだ、
輝き=輝きのある、
色調=グリーンがかった、レモンイエロー、
濃淡=淡い、
粘性=やや軽い、やや強い、
印象=若々しい、軽快な、成熟度が高い
→軽快な=アルコール度数が低いときに使う言葉
香り:第一印象=控えめ、開いている、フレッシュな、
果実・花=柑橘類、青リンゴ、スイカズラ、ヴェルヴェーヌ、
草のような、
香辛料=石灰、火打石、貝殻、鉱物、香木、
香りの印象=若々しい、嫌気的な、第1アロマが強い、
→嫌気的な=アロマティックなブドウ品種&樽を使っていない
味わい:アタック=やや軽い、やや強い、
甘味=ドライな、ソフトな、
酸味=爽やかな、溌溂とした、クリスプな
苦み=穏やかな、
バランス=スリムな、ドライな
アルコール=中程度、
余韻=やや短い、やや長い
※一番わかりにくい。ロワールのSB。中程度のアルコール度数も測れていない。ずっと苦手。。。何とか克服せねば。。
④Marlborough Sauvignon Blanc "Cellar Selection"/Sauvignon Blanc 100%/
NZ・2022/12.5%
外観:清澄度=澄んだ、
輝き=輝きのある、
色調=グリーンがかった、レモンイエロー、
濃淡=淡い、
粘性=やや軽い、
印象=若々しい、軽快な、
→軽快な=アルコール度数が低いときに使う言葉
香り:第一印象=控えめ、開いている、フレッシュな、華やかな
果実・花=柑橘類、青リンゴ、パッションフルール、スイカズラ、
ミント、ヴェルヴェーヌ、草のような、
香辛料=石灰、火打石、貝殻、鉱物、香木、麝香、
香りの印象=若々しい、嫌気的な、第1アロマが強い、成熟度が高い
→嫌気的な=アロマティックなブドウ品種&樽を使っていない
味わい:アタック=やや強い、
甘味=ソフトな、
酸味=爽やかな、溌溂とした
苦み=穏やかな、
バランス=スリムな、ジューシーな
アルコール=やや軽め、中程度、
余韻=やや短い、やや長い
※特異なNZのSB。だが、アルコール度数は意外と低い。。
⑤Alsace Riesling "Les Elements"/Riseling 100%/仏・2022/12.5%
外観:清澄度=澄んだ、
輝き=輝きのある、
色調=イエロー、黄金がかった
濃淡=やや濃い、
粘性=やや軽い、
印象=軽快な、成熟度が高い
→軽快な=アルコール度数が低いときに使う言葉
香り:第一印象=控えめ、開いている、フレッシュな、
果実・花=柑橘類、リンゴ、洋梨、菩提樹、ヴェルヴェーヌ、
香辛料=石灰、鉱物、コリアンダー、花の蜜、ぺトロール、
香りの印象=若々しい、成熟度が高い、第1アロマが強い、
味わい:アタック=やや軽い、
甘味=ドライ、ソフトな、
酸味=爽やかな、溌溂とした、クリスプな
苦み=控えめな、
バランス=スリムな、スムーズな、ドライな
アルコール=やや軽め、中程度、
余韻=やや短い
※苦手なリースリング。中盤から後半に酸が伸びる、という先生の説明がまだ理解できていない。
⑥Eden Valley Riesling ”Koonuga Hill Autumn” /Riesling 主体/豪・2022/
11.5%
外観:清澄度=澄んだ、
輝き=輝きのある、
色調=グリーンがかった、レモンイエロー、
濃淡=淡い、
粘性=やや軽い、
印象=若々しい、軽快な、
→軽快な=アルコール度数が低いときに使う言葉
香り:第一印象=控えめ、フレッシュな、
果実・花=柑橘類、青リンゴ、スイカズラ、菩提樹、ミント、
ヴェルヴェーヌ、
香辛料=石灰、火打石、貝殻、鉱物、花の蜜、ぺトロール、
香りの印象=若々しい、嫌気的な、第1アロマが強い、
→嫌気的な=アロマティックなブドウ品種&樽を使っていない
味わい:アタック=やや軽い、
甘味=ドライな、ソフトな、
酸味=爽やかな、溌溂とした、クリスプな
苦み=控えめ、
バランス=スリムな、ドライな、ジューシーな
アルコール=軽い、やや軽め、
余韻=やや短い
※同じRieslingでも、産地が違うと。。。New WorldのRieslingは、後半に酸が伸びずに果実味が、、という解説が理解できず。。。
つづいて、赤。
①Colchagua Valley Cabernet Sauvinnon ”Montes Alpha”/CS 90%ほか/
チリ・2021/14.5%
外観:清澄度=澄んだ、深みのある
輝き=輝きのある、艶のある、
色調=黒みを帯びた、ガーネット、
濃淡=やや濃い、濃い
粘性=強い、
印象=若い状態を抜けた、成熟度が高い、濃縮感が強い
香り:第一印象=開いている、強い、濃縮感がある、
果実・花=カシス、ブラックベリー、ブラックチェリー、牡丹
メントール、杉、針葉樹、
香辛料=丁子、ナツメグ、甘草、ロースト、樹脂、コーヒー
チョコレート
香りの印象=第1アロマが強い、木樽からのニュアンス
味わい:アタック=強い、
甘味=まろやかな、豊かな
酸味=なめらかな、
タンニン分=力強い、緻密、
バランス=骨格のしっかりした、豊満な、ジューシーな、力強い
アルコール=熱さを感じる外観:清澄度=澄んだ、
輝き=輝きのある、艶のある、
色調=黒みを帯びた、縁が明るい、ガーネット、
濃淡=やや濃い、
粘性=やや強い、
印象=若い状態を抜けた、成熟度が高い
香り:第一印象=開いている、深みのある、複雑な
果実・花=ブルーベリー、ブラックチェリー、干しプラム、
ピーマン、メントール、針葉樹、ドライハーブ、土
香辛料=ナツメグ、甘草、ロースト、コーヒー
香りの印象=熟成感が現れている、第1アロマが強い、
木樽からのニュアンス
味わい:アタック=やや強い、
甘味=ソフトな
酸味=なめらかな、
タンニン分=緻密、サラサラとした
バランス=流れるような、ふくよかな
アルコール=中程度、
余韻=やや長い
※クラシカルな樽(焦げた香りがする)を使った製法は、ボルドーまたは日本。縁が赤→明るい=熟成感のあらわれ。→若い状態を抜けた、
余韻=やや長い、長い
※吐いた後、渋い=Cabernet Sauvignon →これは感覚として覚える
アルコール度数14.5%の高いアルコール感を覚える
②Le Relais de Durfort-Vivens/Cabernet Sauvignon 88%ほか/仏・2019/
13.0%
外観:清澄度=澄んだ、深みのある
輝き=輝きのある、艶のある、
色調=黒みを帯びた、縁が明るい、ガーネット、
濃淡=やや濃い、濃い
粘性=やや強い、
印象=若い状態を抜けた、成熟度が高い、濃縮感が強い
香り:第一印象=開いている、濃縮感がある、深みのある、複雑な
果実・花=カシス、ブラックベリー、ブラックチェリー、
干しプラム、シダ、杉、針葉樹、ドライハーブ、土
香辛料=丁子、ナツメグ、甘草、ロースト、乾いた肉、樹脂、
コーヒー
香りの印象=熟成感が現れている、第1アロマが強い、
木樽からのニュアンス
味わい:アタック=やや強い、
甘味=まろやかな
酸味=なめらかな、しなやかな
タンニン分=力強い、
バランス=骨格のしっかりした
アルコール=中程度、
余韻=やや長い
※クラシカルな樽(焦げた香りがする)を使った製法は、ボルドーまたは日本。縁が赤→明るい=熟成感のあらわれ。→若い状態を抜けた
③Marlborough Pinot Noir ”Mana”/Pnot Noir 100%/NZ・2022/13.0%
外観:清澄度=澄んだ、
輝き=輝きのある、艶のある、
色調=縁が明るい、ルビー、
濃淡=やや明るい、やや濃い、
粘性=やや強い、
印象=若々しい、若い状態を抜けた、成熟度が高い
香り:第一印象=開いている、チャーミングな、華やかな
果実・花=イチゴ、ラズベリー、バラ、牡丹、ゼラニウム、紅茶
香辛料=シナモン、ナツメグ、なめし皮、鉄分
香りの印象=若々しい、熟成感が現れている、第1アロマが強い、
味わい:アタック=やや軽い、
甘味=ソフトな
酸味=なめらかな、いきいきとした
タンニン分=緻密、サラサラとした=少ないとき
バランス=ジューシーな、流れるような、ふくよかな
アルコール=中程度、
余韻=やや短い、やや長い
※樽のニュアンスはない。樽だ!と思ったのは「なめし皮」香り。タンニン分は全体的に少ない。
④Bourgogne Pinot Noir/Pinot Noir 10%/仏・2020/14.0%
外観:清澄度=澄んだ、
輝き=輝きのある、
色調=黒みを帯びた、縁が明るい、ルビー、
濃淡=やや濃い、
粘性=やや強い、
印象=若々しい、若い状態を抜けた、成熟度が高い
香り:第一印象=開いている、チャーミングな、華やかな
果実・花=ラズベリー、ブルーベリー、バラ、ゼラニウム、
ドライハーブ、紅茶
香辛料=シナモン、ナツメグ、なめし皮、鉄分、
香りの印象=若々しい、第1アロマが強い、
味わい:アタック=やや軽い、やや強い、
甘味=ソフトな
酸味=なめらかな、生き生きとした
タンニン分=緻密、
バランス=流れるような、ふくよかな
アルコール=やや強め、
余韻=やや長い
※Afterにミネラル感が残る=仏のPinot。Gamayと似ている。間違えないように。
⑤Croz-Hermitage "Papillon" /Syrah100%/仏・2021年/13.0%
外観:清澄度=澄んだ、深みのある
輝き=輝きのある、
色調=紫がかった、黒みを帯びた、ガーネット、
濃淡=やや濃い、濃い
粘性=やや強い、
印象=若々しい、成熟度が高い
香り:第一印象=開いている、濃縮感がある、
果実・花=ブルーベリー、カシス、ブラックベリー、
ブラックチェリー、メントール、牡丹、土
香辛料=黒胡椒、ナツメグ、甘草、生肉、鉄分
香りの印象=若々しい、第1アロマが強い、
味わい:アタック=やや強い、
甘味=ドライ、まろやかな
酸味=なめらかな、生き生きとした
タンニン分=緻密、
バランス=骨格のしっかりした、ジューシーな
アルコール=中程度、
余韻=やや長い
※Syrah特有の、血液(鉄分)と(すっとした)メントール=この香りを覚えろ。黒みを帯びたガーネットも。
⑥Barrosa Valley Shiraz ”Portrait”/Shiraz100%/豪・2021年/14.5%
外観:清澄度=深みのある、
輝き=輝きのある、
色調=紫がかった、黒みを帯びた、ガーネット、
濃淡=濃い、非常に濃い
粘性=強い、
印象=若々しい、成熟度が高い、濃縮感が強い
香り:第一印象=開いている、濃縮感のある、
果実・花=カシス、ブラックベリー、ブラックチェリー、牡丹、
メントール、ドライハーブ、ユーカリ
香辛料=丁子、甘草、ロースト、生肉、鉄分、コーヒー、
チョコレート
香りの印象=第1アロマが強い、木樽からのニュアンス
味わい:アタック=強い、インパクトのある
甘味=豊な
酸味=なめらかな、いきいきとした
タンニン分=力強い、緻密、
バランス=骨格のしっかりした、豊満な、力強い
アルコール=熱さを感じる、
余韻=やや長い、長い
※吐いたあと渋くない→CSじゃないよ。ってことはSyrahかShiraz。
色は比較的濃い。バロッサヴァレー(豪)から、スタート、Shirazがわかるように。
まとめ
白・赤ともに、あらかじめ品種がわかっているにもかかわらず、なかなか違いが取れない。まずは基本の3種を押さえることが先決なのだが、なかなか
これが難しい。特に赤ワインが経験不足。自宅で訓練するのみ。
残り1か月を切ったけど、間に合うのかな。。。不安だわ。。。
次回へつづく。
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