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MACTONE MS-1500真空管パワーアンプ

KT-88を8本、その他4本合計12本の真空管を贅沢に使ったMACTONE MS-1500を手に入れました。300Bや2B3の球もいつかは手にしたいですが、私が出会えたのはKT88真空管のMACTONEでした。

裏のボードを使っていない配線を見てコレだと思ってしまったのです。

表の真空管の配置もとても整然としていてキレイです。

どうやら29kgあるそうです。
手に入れてみて非常に重いことを知りました。サイズ的にもMcIntoshのC36より2回りくらい大きく、存在感充分に見えます。

29kgの重量のアンプは初めてで、これまでのVictor AW-V1-Nが15kgのほぼ倍の重さで腰を抜かしてしまいそうでした。設置する時下面のガラス板が割れてしまわないか怖かったです。
でも意を決して配置。
もうこの下にも上にも何も置けません。

3〜16Ωで150W+150Wの出力を出せる真空管アンプ。真空管があたたまり、かなりの熱を排出します。寒くなってきたので多少は暖房効果があるかもしれません。電気代は跳ね上がりそうですね。

隣に置いたMcIntoshの光がやけに軽く見えます。

最初、4ΩのRockSolidのスーパーウーハーとネオジムスピーカーを繋いで試してみましたが、実力の片鱗も見せられていない気がしました。

車の世界で例えれば、大排気量のV10エンジンで軽自動車用のタイヤを回しているようなもの。

それでもこれまでのベールをすべて剥いだようにイキイキと音を鳴らしてしまうのだからすごいです。

今日2日目は、Micropure のPastral Symphonyを繋いでみました。実に快活に音を立ててくれました。

これまでのSONYの業務用パワーアンプに満足していましたが、音の生々しさは断然良くなり、クセになります。

えらいものを手に入れてしまいました。
かなり大型のフロアスピーカーを鳴らしてみたくなります。しかし、集合住宅ではご近所迷惑になる。

オーディオルームを作るには家の場所や作りまでこだわらなければならなくなる。オーディオ趣味とは実にお金が掛かるものだと改めて思いましたが、まぁ車趣味もビンテージカーともなれば専用エアコン付きガレージが必要になってきたりするものですから、買い替えにナンバー登録したり車検が無いという意味でオーディオは楽であるとも思います。

オーディオ沼は底が深いですね。沼から足を引き上げることが出来なくなりそうです。どっぷり浸かるには、知識や教養が必要で、私はまだ何も知らないのだと思い知らされます。

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