お届けもの

薄い薄い言葉を重ねる
重みが増すと勘違いして
ふわふわ浮かぶ雲のような
軽い軽い言葉をつなぐ
優しさが届くと勘違いして

だけども気づけば
飛ばした紙飛行機は美しい曲線を描き
音も立てずに地上へと着地した

わたしは何を届けたかったのか。

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