Aaya

溶けて消える前に残したいもの

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溶けて消える前に残したいもの

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お届けもの

薄い薄い言葉を重ねる 重みが増すと勘違いして ふわふわ浮かぶ雲のような 軽い軽い言葉をつなぐ 優しさが届くと勘違いして だけども気づけば 飛ばした紙飛行機は美しい曲線を描き 音も立てずに地上へと着地した わたしは何を届けたかったのか。

    • 夏の心

      私は夏が苦手です。 「暑い」で口の中がいっぱいで まずは「暑い」を口から出さなきゃ次の言葉も出ないから。 私は夏が好きです。 「暑い」という言葉から笑顔が溢れる人たちに 心底、夏の魅力を教えてほしい。 朝から聞こえるセミの鳴き声 自分には選ぶ権利がある冷え冷えのアイスたち 夜風(熱風)に乗って響く花火の音 私なりの夏の魅力。 十分に魅力を知っているかもしれませんね。

      • ボーナスステージ

        人生の休暇(無職)を過ごしてもうすぐ10ヶ月。 休暇を過ごすきっかけとなった、「精神的な疲れ」はおかげさまでだいぶ良くなった。 それでも、また社会に出ていくことには一抹の不安は拭えない。 まぁ単に[お金は必要]だが[仕事をしたくない]比重が大きいだけ。 甘えたことを言うと、まだまだ休暇を味わいたいだけ。 味わえる環境に感謝。 1人の時間が多くなると「自分探し」の時間も自然と増える。私の場合は思考の奥、心の底へとダイビング。 深い暗闇の中で息苦しさや頑丈でかたすぎる岩にぶつ

        • 重なる色

          青黄赤は 信号の色 濃いグレーと剥がれたホワイトは 走った車道の人工色 水色と白色は 見上げた空の色 太陽の光に照らされた緑は 力強く生える木々の色 太陽の光は焼きつくように 金色に近い黄色に残る 様々な色で溢れる毎日 私は何色にうつるだろうか

        お届けもの

          言葉に惚れる

          ぽっと灯り手をかざす 灯火にもなれば 心だけでなく身も全て燃やす 炎になることもある 無意識に垂れ流す言葉よりも いっそ自分でも惚れてしまう言葉を贈ろう。

          言葉に惚れる

          忘れがちな日常

          毎日の暮らし。 朝起きる、ご飯を食べる、 人と会って、話をする、 そして 「また明日」と眠りにつくこと。 仕事で疲れた日も たくさん遊んでワクワクが止まらない日も 無意識に過ごしている 今 が実は とても大切で愛おしい時間だと気づくのは この瞬間こそ、だと思う。

          忘れがちな日常