バレリーナの宝物トウシューズ
Hello!
Ayaです。
今日は風が強かったですね~💦駅で電車を待っているとき、吹き飛ばされそうでした。むしろ飛ばされてみたい笑…
さて、今日はバレリーナの象徴。ポワントシューズについて♡
みなさんも1度は耳に、目にしたことがあるのではないでしょうか?
そこで、
●トウシューズの中ってどうなってるの?
●どれくらいで履けるようになるの?
●やっぱり痛い?
など皆さんの素朴な疑問にお答えできたらと思います(^^)
まずは、
トウシューズが生まれるまで
大手メーカーのチャコットさんの職人さんのお話より☆
表の生地はサテン、ソールは革、ボックスを固める糊は小麦粉を水で練った「盤石」と基本の素材は、トウシューズを作り始めた60年前と変わりません。昔に比べれば、今は大量生産ができるようになりました。
1970年に開発された、「プレス成型カウンター方式」という方式のおかげで、耐久性に優れたシューズを安定供給できるようになりました。
トウシューズはほとんどが職人さんの手作り。そのため1つ1つサイズや幅が同じでも微妙に履き心地が違ったりします。
私は普段、イギリスロンドンのカンパニー
Freed of Londonのトウシューズを履いています。
これまで、たくさんのメーカーを試してきましたが、今はフリードに落ち着いています。
日本にいるときはもちろん自分で買っていましたが、私のいるアメリカのセカンドカンパニーは年に数足は支給してくれるので、とても助かっています。(正式なンパニーメンバーになれば、困ることなく支給してくれます。)
それも海外のカンパニーの魅力の1つ。バレエに必要なものは基本カンパニーがすべて支給してくれます。踊ることだけに集中できる環境に憧れているのも、海外のカンパニーで踊りたい理由の1つです!
なんせトウシューズは物によりますが、だいたい1足1万円。。。
湿気に弱いため、日本の今の気候はトウシューズの持ちが最高に悪い時期…💦高いのにすぐ潰れてしまうので大変です。
このフリードのメーカーは、シューズの裏に記されたマークによって職人さんが異なり、A,♡,クラウン,Anchor…などなどこれ以外にもたくさんの職人さんのマークがあり、自分に合った形のシューズをフィッテイングで見つけてはいていますが、私もいまだに模索中です!
中には職人さんが退職してもう製造されないマークがあったりもします。気に入っていたのに…!なんてこともよくあります💦
自分にあったトウシューズを見つけるのは難しいのです。
プロになると、自分好みにオーダーすることができるので、裏に自分の名前が書かれたトウシューズを履ける日が待ちきれません!!♡
だいぶ話がそれてしまいました笑
つい熱くなってしまいます笑
続いては、
どれくらいで履けるようになるのか?
何歳からと断言することはできません。
なぜなら、トウシューズに負けない足裏、脚力、上半身すべてのチカラが備わり、安全に踊ることができるレベルになってからでないと危険が伴うからです。
あまり早くに履いてしまうと、子供の骨はまだ柔らかいので変形してしまったり、ケガをしてしまったらバレエを続けることすら難しくなってしまうので、履くタイミングはとても重要です。
私は小学4年生で履き始めました。
先生に新品のトウシューズを渡された日のうれしさは今でも忘れません♡
まめができたり、皮がむけるようになるまではとても履くのが楽しみでした…💦
皮がむけてもそのまま踊り続けなければいけない時は、なんでこんなに痛いんだ~~と泣き叫ぶほど笑
今はそこまでマメができることはなくなりましたが、それでもたまにできるとやはり痛いです…
次のトピックに重なりましたが、
やっぱり痛いのか?
自分にしっかり合ったトウシューズを見つけることができれば、靴擦れすることなく踊ることができます。
なので自分に合ったトウシューズを見つけるのがやはり大事なステップです。
フィッティングをする際に注意したいのが以下の5点
□ポワントに立ったとき、足がシューズの中に沈みこまない
□すべての指がきちんと伸びている
□足首がまっすぐ伸びている
□伸ばした指がちょうど床につくくらい
□足幅の一番広い部分が、すっきりとボックスに収まっている
サイズが小さいと十分にプリエで床を押すことができないので、危険です。別のところに負担がかかってしまうためです。
足の形、幅、ソールの硬さなど、合わせるものはたくさん!!
ぜひ、トウシューズを履かれる方、履かれているけどイマイチ合っていない気がする…という方はこれを機に見直してみてください。
※初心者の方がトウシューズをいきなり履くのは大変危険ですので、しっかりとレッスンを積んでお教室の先生の許可が出てからにしてくださいね!!
いかがでしたか??
トウシューズについて少しは知ることができていたら嬉しいです!
バレリーナといえば!のトウシューズ。
自分の足と一体になるように足裏を使って作品を表現できるように日々の厳しい訓練が必要なのです!
トウシューズを履きこなすための道のりは簡単ではありませんが、美しく軽やかに踊るために私も頑張ります(^^)!!
今日もありがとうございました!!
Thank you!!
Aya♡
参考:新書館、トウシューズパーフェクトブック、2010
ありがとうございます!!感謝です♡♡ バレエを踊るためのポワント代に使わせていただきます。