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「BEの肩書きワークショップ」に参加しました

ライティングを学び合うコミュニティ「sentence」で、会員の片山さんが開催された『BEの肩書きワークショップ』に参加しました。

「BEの肩書き」についてそれまで知らなかったのですが、事前準備含めおもしろい体験だったので、参加したことがない方向けにかんたんにワークショップの内容をご紹介します。

BEの肩書きとは?
greenz.jp編集長の兼松佳宏さんが生み出された概念。自分が普段やっていること(DO)ではなく、さらにもう一歩深い部分、自分のあり方(BE)に名前をつけて肩書きにしよう、という考え方。

詳しくは↓をご覧ください。

ワークショップ当日までの準備

参加者が事前に準備することは2つ。

1.「BEの肩書き」についてざっくり知っておく

2.「偏愛マップ」を準備しておく

偏愛マップとは?
1枚のA4の紙に、「気になるキーワード」「休日の過ごし方」「映画、ドラマ」など、自分が偏愛するものを自由に書いたもの。
サンプル

ちなみに、「BEの肩書き」ワークショップは、オープンソースとして公開されています。

ワークショップ当日

0.チェックイン

はじめに、1人1分で「名前」「Good&New」「(良くも悪くも)思い出に残っているニックネーム/肩書き」を共有し、チェックインしました。

1.「ユーダイモニア/ヘドニア」の仕分け(5分)

次に、事前に書いてきた「偏愛マップの仕分け」を行います。

仕分けの仕方
・好きなことを、ユーダイモニアとヘドニアに分ける
・仕分けする中で、ユーダイモニアを思いついたら書き加えてOK

2.偏愛マップの共有/3.ユーダイモニア・インタビュー

仕分けが終わったら、各自「偏愛マップ」を共有を行い、その後ユーダイモニア・インタビューをしました。

ユーダイモニア・インタビューは、「ストーリーテリング・トリオ」形式で行いました。

「ストーリーテリング・トリオ」とは
「話し手」「聞き手」「メモ係」の3人に別れて、1人1人の話をじっくり聞いていく手法。「話し手」はゆっくり思い出しながら、自由に話をしてOK。「聞き手」は相槌をうつ、言葉を繰り返すなど傾聴することに集中し、メモはメモ係にまかせる。「メモ係」は話のすべてではなく、大切なキーワードや表情が変わった瞬間をメモしていくが、基本的に質問は聞き手にまかせて黒子に徹する。

4.「ユーダイモニア・インタビュー・シート」の記入・共有

次に「ユーダイモニア・インタビュー・シート」を記入し、完成したら再び「ストーリーテリング・トリオ」形式で、共有します。

「ユーダイモニア・インタビュー・シート」共有の進め方
①「話し手」は、一通り書いたことを説明する。(2分)
②「聞き手」と「メモ係」は、1つずつ「特に聞いてみたい」と思ったことを選び、「話し手」は具体的なエピソードを交えてそれらのストーリーを語る。(1トピック5分くらい)
③残り5分で「メモ係」から、「どんな言葉がたくさん出てきたか」「どの瞬間に表情が変わったのか」をフィードバックする。
④時間まで自由に3人で対話する。

③の時間は「聞き手」と「メモ係」が話す時間で、「話し手」は壁の向こうの噂話を聞いていると思って過ごすのですが、そういうシチュエーションは人生初で、はずかしいようなうれしいような不思議な気分でした。

5.「BEの肩書き」をプレゼントする

やり方
・手元に「ユーダイモニア・インタビュー・シート」(オリジナル・メモ)を置き、贈ってあげたい「BEの肩書き」を考えます。
・メッセージカードにまず贈る相手、贈った人(自分)、日付を書きます。
・「●●を○○する、▲▲な△△」といった短い文章の方がより伝わります。
・手元のメモにすでにヒントがあるはずなので、無理に新しい言葉を見つけるよりも、キーワードを抽出して組み合わせることを意識する。

片山さんが用意してくださった、“サンドウィッチ”デザインのカードで「BEの肩書き」を贈り合いました!

6.チェックアウト

やってみてどうだったか、各自感想を話して終了!

次のアクションに向けた「BEのヒント」
・信頼できる友人に「あなたにとって、わたしはどんな存在?」と尋ねてみる
・「ああ、ユーダイモニアだなあ」と感じたときは、その写真を撮ってみる
・ユーダイモニアのために、自分の時間を使ってみる、「BE」の自分とデートする
・「BEの肩書き」を更新する など

ワークショップに参加して

日々、時間に追われがちな生活を何年も送っている中、「自分が偏愛するもの」について考え、人に話し、質問されてさらに考えるという、貴重な経験ができました。

再び日常生活に追われているうちに、ワークショップから早2か月…。「ユーダイモニア」のこともすっかり忘れてしまっていたので、改めて自分に向き合う時間を作りたいなと思いました!

片山さん、貴重な時間を過ごさせていただき、ありがとうございました!

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