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「教授」の思い出  その1 追悼

「教授」ことNさんが今年4月に亡くなった。持病が悪化し3年間の闘病生活の末だった。
「教授」は自分より3歳年上だから昭和28年(1953年)生まれ享年70。会ったのが2013年ごろで彼が定年退職をし、リタイヤ生活を始めたころだった。ボルボのオフ会があるたびに顔を合わせ、何時しか一緒にツーリングに行くようになった。

これから「教授」のことを追悼という意味を込めて書いていこうと思う。
それは未だに「教授」の死を受け入れられない自分がいるからだ。だから自分の中にある「教授」の思い出を…。

正直、還暦過ぎてから、友人と呼べる人と巡り合うとは思ってもいなかった。友人とは青春時代までに会って、交友した場合にのみ出来るものだとそれまで思っていた。だから青少年期の友人とは違うところがある。
そもそもクルマという共通の趣味で知り合ったので、話題も遊びもそこがベースになるし、いい大人なので分別もあり、いい意味で枯れているので、無茶はしなかった…イヤ少しはしたか..。ちょほほ。

上の写真は、2015年9月に、蓼科ツーリングの下見で美ヶ原に行ったときのものです。
何故か後ろ姿がいつも寂しそうだったのを記憶しています。

二人で走るときが一番面白かった、自分はギリギリで走っていたが、教授は合わせていたと思う。ある意味、遊んでくれていたと今は思う。そもそも自分のV40の方が車重が軽いので、加速も良いし、タイトなコーナーが多い峠では、引き離すこともあったか…?でも、いつも自分が先で「教授」は後からついて来た。やはり合わせてくれていたと思う。

後ろにピッタリ付く教授

下記の目次で公開を予定します。変更になる場合もあります。

その1 追悼
その2 「教授」その人
その3 峠
その4 ドライビング…。
その5 イタリアンシェフ
その6 人間の奥が深い
その7 晩秋蓼科ツーリング
その8 いつか


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