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2022/10/18 戦いは撤退が鍵

 5時40分起床。息子1の課外のため。弁当を作る。今日は心安らか。体調があまりに悪いので前日にパプリカのピクルスは仕込んで、朝は豚すき焼き風、さつま揚げと小松菜の炒めもの、だし巻き卵を作る、と決めていた。決めていた通りに進んで気分もよい。

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 弁当を作ってから朝飯作り、なんて工程は区切らず、全部絡めてやっていく。包丁とまな板の汚れの順でもある。今日の朝飯はピザトーストとゴールドキウイ。最初にどのにおいもつけたくないフルーツを切って、次に野菜もの。小松菜を切ってピーマンを切って玉ねぎを切る。最後にさつま揚げとハムを切る。いちいちまな板と包丁を替えたくないので、工程を工夫。私は家事とか料理は手数少なく出来れば出来るほど素晴らしい思っている。もの次第ではどうしても省略できないことも多いから、工夫出来るだけしたいとも。いかに面倒を減らすかしか考えてないとも言える。

 体調はあい変わらず。ひでえとしか言いようがない。無知だった時代の人たちが、解消しようのない身体の不具合を「前世の業」と言って片付けちゃうの、わかる気がする。

 思いついてエルガーの『愛の挨拶』をオタマトーンで弾く。『愛の挨拶』はものすごい好きなのに…どの楽器で演奏しても満足感が薄い。若い頃、お仕事用にレパートリーにしようと思って取り組んだけど、私が飽きて全然気が入らなくて無理だった。私は全然乗れん曲。ものすごく好きなのに。オタマトーンでも結局微妙だった。

 お昼はまたお粥。涼しくなり始めるとお粥しか勝たん。味噌を入れた甘めの炒り卵と甑島の海苔の佃煮、いくら。いくらは数日前の晩飯の残り。私は昼しか糖質を取らないのでここで合わせる。白粥に合わせるのは筋子の方が好きだけどいくらも良い。サーモンの筋子なので小粒。でもうまい。

 午後、今やっている企画のことに取り組む。新しいことは楽しい。楽しいけれど、不調で全振りで色々つぎ込んでいけないせいか、なんかいまいち霧がかかったような心地。やっていくことで晴れていくのだと思いつつ。

 時事。統一教会の話がどんどん進んでいく。なんでこんなに統一協会ばかりが、と思って気づく。ああ安倍さん暗殺の全ての結末のケツ持たされているのか、と。ここばかりじゃなくてやばい宗教はもっとたくさんある。

 色んな人が出てやばいやばいというけれど、生身の血が通っている宗教とはこんなもんだ。伝統仏教とみなされているものが穏やかなのは根付いて時間が経って、ある程度枯れたから。そんな宗派もその創建期は周囲からやばい・胡散臭いものとして扱われていたところが多い。教えがどうとか、その根源のことがわからなくても宗教と名がつくものは全部、とにかくそういうものだと思って付き合わんと、と思うのは一通り修羅場を内側から見たからだろうか。寄りかからせてもらう代償がタダなもんなんてないと思うべき、と私は思う。色々規制をつける話もあるようだけど、それではまった方が悪い、というこれまでの既定路線を変えられたらすごいこと。

 子の部活の話を聞く。熱い。もっと部をうまくしたい、それなのにみんなは…という話。「聞く」と「引き出す」が私の仕事だなあ、と思う。私の意見はいらん。自分で答えを見つけるはず。というか、聞いていて興味深い。今まさにいろいろ情緒を育たせている過程の人の思いは若葉の色だ。なんて美しくてピュアなんだろう、と思いつつ聞く。そして自分の若くて尊大だった頃を思い出してムズムズする。

 晩飯におでん。鶏骨付き肉からスープを取って鶏だしおでん。大根が足りず、こんにゃく買い忘れ、という状態でも見出し画像のようにやっぱり鍋いっぱい。

 今日は味変に味噌だれを作った。甘め。これがヒットでみんな狂ったように食べて、翌朝分少しだけ残しておしまいに。今年のおでんの行くべき路線が見えた気がする。しかし味噌だれは悪魔の食べ物。これ、焼いた鯵とかつけたらたまらんだろう。田楽風に里芋にも良さそ。やろう。

 風呂に入って早寝。この頃早寝がうまくなった。今日一日からの撤退。戦いは撤退が鍵だ。翌朝は10℃とのことなので温かくして楽しみにして就寝。

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