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書きたいだけ書くnote日記 2022/05/14

息子1の部活の定期演奏会のこと、など。

2022/05/14 break a leg

 7時起床。本日は息子1の所属する吹奏楽部の定期演奏会本番のため、息子1が軽めの弁当を、と言うので鮭昆布とわかめごはんと2つのおにぎりを作ってやる。冷ましている間に朝食準備。今日の果物はすいか。これから夏始めまで、熊本はすいかの季節。今日のものはスーパーで買ったカットすいか。果物は仲間を呼ぶ。スイカだー!と喜んで1玉買うとどこからかいただいて、たちまちすいか余り現象となり、途端に始末に困ってしまうので。カットすいかはその点安心なのだ。

 息子1の学校は隔週で土曜も授業で今日はある日。息子1が「そうか、みんなは授業か…まあ俺は公欠だけど」ととろけるような声で言うので笑う。
 息子1は公欠を知らなかった。授業日に試合とか大きなイベントがかかった時にもらえる欠席にはならない扱いのやつ。私は中学・高校の部活で経験しているけれど、謎の優越感があるのよね。息子1の周りにはどういうわけか公欠という言葉はなかったらしい。おかしい。中学でも他の部活が色々行ってたのは母仲間ネットワークで伝わってきていたのに。
 部活で公欠を知らなかった、と言うとその場に居た部員たちに絶句されたとか。まあいい、と思う。なんだか純朴で良い。ステージなのでローファーが必要なので靴箱の上に磨いて置いたのに、そこにあるのに「ローファーどこ? 」というのも純朴の内に入れてやる。

 ともあれ今日は本番なので「break a leg」と言って送り出す。昔私が演奏家を目指して色んなところに出ていた頃、本番前によく言われた言葉。縁起でもない反対のことを言って成功を祈る言葉でとても好き。体調が余り良くないのでお薬をキメておく。夕方の息子1の本番は見ておきたい。

 息子1の演奏会は夕方からだった。久しぶりに土曜のこんな時間に県劇に行った。感染を避けるためにやめてしまった楽団の練習場所はここで、いわばホームグラウンド。土曜は練習日だった。息子1は腹の中にいる頃からこの県劇に出入りしていたから、あの頃腹の中にいた人の演奏会に今来ていると思うと感慨がある。ピアノのコンクールや中学の演奏会で何度も来ているけど、何度来てもそう思う。

 息子1はとても素晴らしかった。まあそれは置いといて、部活全体が音楽的にも、雰囲気も良い印象。中学ではいい意味でも悪い意味でも目立っていた息子1が普通にメンバーとしてなじんでいる。この部活に入りたかった息子1の気持ちがわかる気がしたし、この中に入れてよかった、と思う。入学2ヶ月で言うことではないかもしれないけれど、もうこの学校で良かったな、などと思っている。

 高校生にもなると、演奏会のいわゆるネタも堂に入っていて、恥ずかしがらない。演出も工夫と独創がある。見たこともない新しい演出を入れつつも手作り感のあるものもあって、その取り混ぜ具合もうまくてとても印象が良い。最後は附属中学や学園全体での演奏となって豪華。お客の入もよく、驚くことばかりの演奏会だった。

 ロビーで楽団仲間にも久しぶりに会った。熊本の音楽シーンの癌細胞的な人物が学生に声をかけまくっていたので静かに観察して、帰宅。

 帰宅後疲れで沈没したものの、やはり出かけてよかった。この演奏会を見ることが出来たこと自体もあるけれど、色々発見があった。そもそも外に出ることに制限がある私だけれど、それでも全て無くしてしまうと良くないのだな、と気づいた。外に出ないと良くない方向に視線が定まりがちというか、視野が狭くなる。

 徐々に戻していこうと思った。
 手始めに演奏活動を再開するための準備に、楽器の消耗品の部品を発注した。

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