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2022/10/28 birthday

 息子2の誕生日につき、朝一番、起きてすぐにメッセージを送る。14歳。

 弁当。

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 ハンバーグとサバ南蛮漬け、だし巻き、冷食。ハンバーグは本当は朝に作りとうなかった。面倒。そして私、ハンバーグを焼くにおいが嫌い。そもそも合挽き肉が苦手でみじん切りの玉ねぎを混ぜて油で焼く、というのが苦手。それでも食べる人たちは好きだし、今回は鍋に入れる団子を作ろうと豚ひき肉を買ったつもりで、間違って合挽きを買ってしまったしわ寄せでもある。粛々と作る。

 前夜からこうなるとわかっていたので、サバで野菜たっぷりの南蛮漬けを作っておいたので、今日作るのはハンバーグとだし巻き卵のみで心安らか。ごはんはわかめごはん。

 朝の一騒動が一段落したところでもう一度息子2にLINE。既読はつくけど返事は来ない。そばにいられないことがもどかしい。うちは親と口をきかない系の反抗期の子はいないけれど、たとえそうだったとしても、口をきかないというのも立派なリアクションとして受け取れる。離れているとそれも受け取れず、ままならないものだな、と思う。この既読だけつくことを受け止めるしかないな、とも。

 こういうことはどこまでも悪い方向へ考えられるので、そこまでの認識でストップ。家のことをやって、自分のことをやって、紛らせるつもりがすぐに手元でやっていることに集中して、気分変え成功。

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 昼は白粥。やっぱお粥はいい…と言いつつ、ひでーなー、この絵面。どこで食っとるの、と画像を見て思う。動画を見ながら食べたかったのだ。おかずはたくさんある。なすとピーマンの揚げ浸し、甘味噌の炒り卵、サバの南蛮漬け、甑島の海苔佃煮。

 午後髪を染める。カラーめんどくさい。待てない。年々頭が鬱陶しい状態で椅子に座ってじっと待てないのがひどくなって、パーマはしないし、同様に時間がかかるカラーも店では無理で家で染める。家なら自分の手を動かすし、待ち時間に風呂掃除とか色々出来るから。というそもそも染めたくないけれど、子らがまだ白髪の母は待ってくれと言うのでやっている。

 今回は、翌日子の演奏本番で県劇に行くのでそのために。この時期はいい。薬液を塗りきってから15分の待ち時間に風呂掃除。床とか目立つとこはオットがするのでオットが嫌がる壁とかカランのウロコ取り。あっという間に15分。頭を流して、周囲に飛んでないかよく見て、念のため流して終了。


 1日こうしてあっここに段差が、と気づいて留まり、ここに穴があるぞ、と避けて生活している。見えるなら穴も段差もこわくない。一番こわいやつは今気づけ無いもの。もっと大きな、目で見ても気づけ無いようなスケールで飲み込んでくるもの。後になって、あああの時はもう飲まれていたんだ、と気づくような。でも後になって気づいたとしてもどうなるもんじゃなし、と思えば恐れてばかりも違うような気もしている。恐れるから落ちる気も。ままならんもんだ、と思う。

 晩飯、親子丼、厚揚げと生姜の煮物、味噌汁(大根・水菜・豆腐・人参。信州味噌)。ここのところ子がよく食べるので上々。身長は伸びたのに、体重があるところから全然増えない。もう少しあった方がいいはずなので私は必死。

 夜、もう一度息子2に、今度帰宅した時にお祝いしようね、とLINEしておく。既読で返事無し。淋しいんだと思う。言っても仕方ないから言わないのでは、と思うとなんとも言えない気分。子ら大好きのオットは耐えきれず返事ぐらいして、と送ったらしい。私まで言うと本人の逃げ場というか、気持ちの逃しどころが無くなりそうで言わない。気が向いたらなにか言ってくるはず。

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