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書きたいだけ書くnote日記 2022/04/10

入学式、昭和の母の黒羽織は夢、買い替えたマウス、やってくれるから気づけること、など。

2022/04/10 高らかに鳴ってくれて構わない

 息子1、入学式。日曜に入学式とは変わってる。生徒は8時20分クラスの自席に着席とのことで、いわゆる普通の登校時間と同じ。7時に起きて、7時45分に出かけて行った。初登校なので家の前で見送る。なんだか少し小さく見えた。大通りに出て右に曲がる時、振り返って手を挙げて行った。
 入学式の出席は保護者1名まで。感染症対策らしいけれど県立劇場を借り切ってやるというからすごい話。いつものようにオットが出撃。私はそこからクロワッサンなど温めて食べて、家で待機。

 もし保護者2人行けるならテーマ「ザ・昭和の母」で、着物で行ってやろうと思って1年前から考えていたのに頓挫。着物は学校セレモニーで使える、紋入の色無地も色留袖も訪問着も付下げもこれまで2人分11回の式で着た。やってないのは色無地か江戸小紋に紋付きの黒羽織。私が小学校に入学した時は見かけたことを鮮烈に覚えているけれど、今はそんな母は皆無だし、祖母が持たしてくれた黒羽織があるから、ふさわしい場でやってみたかった。
 ちなみに去年の息子2の卒業・入学式は紺スーツにパールのイヤリング、パールネックレスor小粒パールのブローチで、テーマ「ザ・場をわきまえるセレブを自認している母」で作った。それはそれで楽しかった。

 帰宅したオットが父親が多かった、と言う。そうか、日曜だから心置きなく父親たちも行けたのか。だとしたらいい日取り。父の皆さんたち、なんだか良かったなあ、という気持ちになった。

 昼食は入学のお祝いなので何にしようかと聞くと、息子1はピザパーティーが良いというので宅配ピザを頼む。それで今日の行動は終了かと思えば、「今、各高校の吹部が街のイベントで演奏してる、友だちもいるから行く」と言い、それに興味を持ったオットも飛び出していって、あっという間に無人の家。私は書き物に取り組む。

 昨日、カレーを食べに行った帰りに買ってきたマウスが使い良い。まだ使えると思いずっと買い替えを先送りしてきたけれど、やっぱり壊れていたのだと思い知った。ハードユーズなのでいいものを使ってもダメになるのが早いからって理由で、原稿用のマウスはエレコムの一番安い無線マウスにしているのに、それすらケチってどうするんだ、の気持ち。

 前回買った時と決定的に違うのがクリック音とクリックのタッチで、ソフトで音がしない。どうも静音設計というものらしい。へー、の思い。90年代頭からパソコンをいじっている私にとって、音=使えている喜び なのでマウスもキーボードも高らかに鳴ってくれて構わないのだけど。

 街の音楽イベントでは、息子1は夢の部活と接近遭遇し、インスタでつながった先輩がオットの後輩の息子さんであることが判明し、いよいよ面白くなってきた。世界は狭いねえ。

 夜、『関ジャム』を見る。「宇多田ヒカル」特集。どう読み解くのか、余り期待もせず見て、それなりだった。言及が不完全。素晴らしいということが結論にあって理由を後から付けていっているように見えてしまう。宇多田の背景についての観察と関連付けも甘く感じた。出て語った人たちは好きなものを好きだと思うことや、自分の中にあるものを言葉や楽曲としてアウトプットするのは上手なのだと思うけれど、観察や考察が浅く感じた。私の感じたことは企画してやってくれるから気づけることと思うと、ありがたい番組。

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