見出し画像

2022/06/28 淡々と感染禍

  6時起床。起き抜けから暑い。週間天気に傘マークがない。まさか梅雨明けしてしまうのだろうか、と思う。

弁当。

画像1

 豚すき煮っぽいの、ハムとほうれん草バター味、だし巻き、いんげん胡麻和え。こういうのが普通の弁当に落ち着いてきた。弁当では給食のように野菜を入れるのは難しい。このツケを朝食や晩飯で払うのもなかなか難しい。頑張り過ぎると今度はタンパク質が足りなくなったりして、あっちを立てればこっちが立たず。

 家族が出てすぐに作歌と、来月半ばの時評の下ごしらえに着手。やればやるほど視野が狭まる心地なれど、〆切だし約束だし詰めていく。作歌の方は連作にまとめる。今回はこういう作り方。色々やってみるのです。

 とにかく暑く、朝9時にはエアコンを入れた。うちの周りには昭和の強者が多く、この気候でも午後までエアコン入れないとか、日が高いうちは入れないとか実践している人がいてなんとなく気がひけるけれど、流石に無理だろう。しんどいのはいや。私は迷わず入れる。孤高の荒野でいい。

 昨日来た、4回目接種のなにやらを開けてみた。今度のは接種券ではないらしい。条件が当てはまる人は申請してくれ、とのこと。お上も大変だなあ。1回目からの色々な変化を振り返ると本当に私たちは誰も知らない病に立ち向かってきたのだと思った。最初の時思ったいやーな感じ。あれが嫌だったのはご老人はちゃんと優先されたし医療関係者もそうだけど、判定のしようのない私ら基礎疾患の人は置き去りだったから。あれは接種券の来る前に声をかけてくれた掛かり付けの先生の「判定する方法もないのにやるやる言って(笑)何考えてるんだろうね」という発言でそれもそうだな、と思って嫌な気分は消えたけれど。結局全てがパニックだった、ということだな。

 パニックが無くなった世の中は、淡々としている。オットの職場のオットの課のオットの部署のオットの班に、つまり一緒に日々働いている人が昨日感染したものの、淡々としたものだと言う。私から見てびっくり屋のオットも淡々としている。最初に感染者が出た時なんて、職場閉鎖、真っ白の服の人が来てフロア全部消毒。大騒ぎだった。

 息子1は仲良しが感染。2時間目に調子が悪くなって帰宅したと言うけれど、それまでに仲間たちとお菓子を食べたのに、濃厚接触非認定。クラスも学級閉鎖にもならず。息子1本人も去年・一昨年と外食も外出も嫌がっていたのに今は「もう感染も運次第で普通で当たり前のこと」と言って出かけている。

 慣れた、ということなのだろうか。この慣れは見過ごしていいものなのか。過剰になじんでいるだけの気もして、よくわからない、と思う。

 午後になって、うちのあたりが梅雨明けしていることに気づく。早い。早いなんてもんじゃない。11日に入ってもうか、と驚く。例年ほど洗濯物に苦しまず、家族の通勤通学に気を揉まず、イージーモードの梅雨だった。やっぱり明けていたんだ、だから暑かったんだ、と落胆と安堵の混じった気持ちに。

 どっかでなんか機械がきしんでいる、と思ったら猫。猫がさかっている声。どこの子かと見てみるとうちにうんこしに来る超絶ブサ猫ではなく、以前広義のご近所から逃亡してtwitterにお尋ねが出ていた猫に激似。ほっそりして毛並みもよく美猫。見るからに室内外の猫。これはいかんぞ、と思うも行ってしまう。調べようも連絡のしようもなく、どうしようと思うのみ。どうしよう。

 思い立ってT-POPを聞きつつ晩飯を作る。Tはタイ、ThailandのT。最近の世界流行はT-POPが関わっていると聞いたので。しかしタイ語が読めなくてなんのこっちゃわからん。わからんまでも聞けばわかると聞く。しばらくT-POP強化週間とする。

 晩飯、カレーライスとパスタサラダ。カレールー、某スーパーのプライベートブランドのもの。とろみが付きすぎて怖くなって水増ししたらとんでもなく増えてもっと怖くなった。納豆を入れるとといつもは不快との意思を示す家族がみんな無だった。何かを通り越させてしまったのか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?