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47歳 子宮とサヨナラするまであと3日

手術日が決まった。
6月17日。

47歳で初めての全身麻酔による臓器摘出、オマケに開腹で行うことになった。

子宮筋腫が死ぬ病気では無いことは重々承知。

それでも、
仕事を休み、家族と離れて1週間くらい入院して手術することになったのは私の人生にとっては重大事件。

現在の体調は、貧血がひどくて、立ち上がるとめまいがする。

数値は7なので、ずっと昔に中学生の時にヘモグロビン3,6をたたき出したことがある私にとってはまだまだ甘い数値だが、47歳となった今は、7でも体が相当だるい。

仕事も体をかなり動かす仕事なので、とてもこなす自信が無くて、手術まで有給休暇を取った。

私は5人の子だくさん母さんで、たくさん子供を産んでいるので、もう子供を産むつもりもなく、子宮全摘して体がラクになるならその方が良いと思っている。

17日にサヨナラする子宮には本当に感謝している。

子供たちは無事に帝王切開することなく、全員が3000グラム以上で産まれ、元気に育っている。

私の子宮は役割を充分すぎるほど果たしてくれた。感謝でいっぱい。

子宮筋腫が見つかったのは最後の子を産んだ5年前。出産後の検診で3、5センチと言われた。

昨年8月の健康診断では8センチ。

先月の5月末に夜中にどう頑張ってもおしっこが出せなくなって、救急外来受診し、カテーテル導尿で排尿してもらった。
なんと1000cc以上たまっていたらしく、相当苦しかった。

後日泌尿器科で今回の閉尿は子宮筋腫が10センチになってることが原因だと診断されて、婦人科へ紹介状となり、今回の手術が急遽決定。

昨年の検診でもヘモグロビン11だけど貯蔵鉄が無いから、このままだと貧血ひどくなるよと注意されていたが、その通りになってしまった。

先日のMRIの時にも、ついでに悪魔の液体のようなドス黒い液体をびっくりするほど太いシリンジでゆっくり注射された。手術に備えて貧血治療したそうだ。

今回の体調不良で人生や働き方を考える必要があると感じた。

昨年から非常に忙しく、残業を月に50-120時間行っていて、家族と夕食を一緒に食べる日がほぼなくなっていた。

無理をしてはダメな年齢に無理をしてしまったのかもしれない。

今年の5月に急に異動命令が出て残業無しの部署となった。
働きすぎていた。

夕食を家族で一緒に囲めるようになって10日もしたら同居の実の母が急に入院して月末に亡くなった。

先週は子宮とサヨナラも決めた。

人生が音を立てて動いている感じがする。

今、人生の転機だと思う。

どう動いていくのか、どう動かしていこうか、、、
自分の決断次第なので
新しい人生が始まるようでワクワクする気持ちが大きい。

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