日本人メンバーがマイノリティの開発チームってどんな感じ?
こんにちは!
Pretia TechnologiesでUnity Engineerをしている石黒です。
普段はARを使った主にモバイルアプリの開発を行なっています 👨💻
Pretia TechnologiesはARにチャレンジし続けていて多国籍メンバーの多くいる会社です。Pretia Technologiesでは、2022年6月(16日)現在、日本人のエンジニアは2名だけなので日本人のエンジニアはマイノリティになります。
そんなPretia Technologiesで開発を行なっている1人の日本人エンジニアの日常について書いてみました ✍️
よろしかったらどうぞ 🍵
仕事はリモートメイン
Unityチームは基本的には、週3日リモート、週2日出社で仕事をしています 🧐
リモートも出社もどちらもメリット・デメリットがあると感じているのですが、それらのメリット・デメリットがハイブリッドされていいとこ取りするような働き方ができているのは1つの理想的な状態だと考えてます。
リモートではペース配分がより自由になるので、高い作業効率を確保できると感じています。
また、Pretia Technologiesではフレックスタイム制を導入しているのですが、そのコアタイムが12:00~17:00となっていて、フレックスタイム制を導入している他の企業と見比べてもかなりフレキシブルであると感じています。
なので、このフレックスタイムにリモートを組み合わせることで、午前中に用事を済ませたり、たまには気分転換にカフェで仕事をしたり、子供を持っているメンバーはコアタイム以外で子供の送り迎えなどをしています。
エンジニアも、もくもくとコーディング作業をする時間などが多いので、集中する時間を個人のペースでフレキシブルに決められるのは、作業効率のUPに大助かりです 👨💻
出社は週1日、Unityチームは+週1日出社
Pretia Technologiesでは、東京近辺に住んでいるメンバーは毎週金曜出社する日があります。
この日は、出社して通常通り仕事をした後夕方から、普段の成果を共有し合うWins Session、なにか好きなお題をカジュアルに話し合うCasual Wins-session、全社的な共有を行うAll-hands、などが行われます。
以下の写真はある日の出社日、とあるレンタルオフィスでの様子です 💁♂️
カメラマンはHRのもえこさん。
このときはFull Stack EngineerとFirebaseのことをああだこうだ話していました。
僕たちの後ろではどうやらAR会議が行われていますね。開発中のARアプリのプロトタイプについてレビューしていたと思います 😌
こんな感じでメンバー同士でいろんなことを話していると、仕事で見つけた些細な疑問や課題が解決しやすくなるだけでなく、「チームで頑張っている感」が感じられて、「チームのためになにかできることはないか」と改めて考えるきっかけになったり、個人のモチベーションUPにも一役買ってくれています。
リモートだとメンバーとのちょっとした雑談とかちょっとした相談がなかなか難しいですが、こうやって直接会うと雑談や相談をする機会が自然に増えます。
この間もある出社日に、実装予定のデザインについて確認程度の軽い気持ちでLead Game Designerに質問したら、僕が結構大きな誤解をしていたことに気づくなんてこともありました。あのとき出社していなかったら僕が勝手に作り出したとんでもデザインが生まれ、その作業は無駄になっていたでしょう 笑
また、Unityチームではメンバー間の知識・スキル共有や各々のプロジェクトで出てきた課題の共有やコラボレーションをもっとしやすい環境にしようと、メンバー同士で合意のもとチーム単位で全体の出社日とは別に週1日出社しています。
目を半開きにしてサムズアップしているのが僕です。
こちらはSenior Unity EngineerがJunior Unity Engineerにトレーニングセッションを行なっているところです。羨ましいですね。僕もこっそり一緒に教えてもらいたいぐらいです😌
SeniorでもJuniorでもなんでもないただのUnity Engineerの僕は、そっと温かく見守っています ♨️
Unityチームの出社日ではこういったトレーニングセッションもですが、メンバー同士の「日本の暮らしはどう?」といった雑談から、「より高いクオリティを出すためにチームとしてやるべきことは何か」といったディスカッションを行なっています。
といった感じで、Unityチームでは週3日のリモートと週2日の出社を毎週繰り返して仕事をしています。自分のペースで作業に集中することがメインのリモートと、ディスカッションやコミュニケーションメインの出社を繰り返すこのスタイルが僕は気に入っています ✨
多国籍メンバーのなかで働くってどんな感じ?
冒頭でも話したように、Pretia Technologiesのエンジニアは現在日本人は2人です。
会社全体でもコミュニケーションは英語になりますし、チーム内でのコミュニケーションも英語になります。
僕は決して英語が上手ではないですし、もちろん日本語を話すより労力も必要で、微妙なニュアンスを伝えることは難しいですが、周りのメンバーは僕の話すことを理解しようといつも耳を傾けてくれます。
日々ゆっくりと英語を勉強中ですが、彼らのおかげで僕は臆することなく英語を話すことができています 😌
メンバーが多国籍であることは、僕にとってのエンジニアリングの考え方にも影響を与えました。
例えば、今まで一般的だと思っていたいくつかのライブラリやツールは、日本で特に親しみがあり、他の国ではあまり使われていないと知ったことや、僕が書いたコードを見ることになる将来のエンジニアがいるとすれば、それはほとんどのケースで日本人ではないはずなので、コメントはもちろん英語で書き、変数名や関数名などもテキトーな英語だと誤解を招く可能性を考慮する必要があります。
そういった普段の開発でもグローバルな考えを持つようになりました。
ただ、なによりも僕が日々Pretia Technologiesで働いていて実感することは、彼らが多国籍であること以前に、エンジニアとして、ひいては人として尊敬できるということです。
技術的に優れたスキルを有しているエンジニアは少ないです。それだけでも優秀なエンジニアですが、その上、コミュニケーションの姿勢が素晴らしかったり他人の役に立ちたいと心から思っているといった、一人の人として尊敬できるエンジニアは極めて少ないです。
以前、DivisionのSlackチャンネルに、ポンっとなんの気無しに開発中のアプリのデモ動画を載せたことがありました。
すると、それを見た同じUnityチームのあるメンバーが
「いいね 🙂 僕が作ったこれ、そっちのプロジェクトにも使えそうだからよかったら使ってみて(意訳)」
的なことを言って、サクッと使えるツールを共有してくれました。
彼はARのアプリで共通して使えそうないくつかのツールをまとめていつかチームに共有するつもりだとも話していました 🙌
(僕の英語が稚拙であろうことはご愛嬌です😌)
Pretia Technologiesでは、メンバーが疑問や課題を一緒に解決してくれるだけでなく、このようにコンテンツをより良く・より面白く「こうしたらもっといいかも!」と、メンバーに還元する姿勢を持ったメンバーがたくさんいます。
これらは日々のコミュニケーションのなかからでも感じ取れます。
「彼らに聞いたらきっとなにかいい答えを考えてくれる」と信頼でき、そしてそれは「逆に彼らが聞いてきたときはできるだけ助けてあげよう、もっと良くするためにどうすればいいか考えよう」と感じられます。
チームで働くうえで、とても素敵なことだと思います。
ARのこれからについて、ちょこっと🍵
先日、「ポケモン GO」や「ピクミンブルーム」などで知られるNiantic社のLightship Summit Tokyo 2022にメンバーと共に参加してきました。
世界のARを牽引している企業の1つであるNiantic社によるこのサミットは、改めてARの未来にワクワクとした希望を持つ良い機会となりました。
(ちょうど今このときにもらったシャツを着ながら執筆しています✍️笑)
Nianticをはじめ多くの企業が新しい技術を生み出し、近年特にAR界隈は盛り上がりを見せています。
Pretia Technologiesも、今年の2022年4月にARクラウドプラットフォームPretiaをリリースしています。
https://arcloud.pretiaar.com/
世界的にもARクラウドプラットフォームを提供している企業は少なく、これらの技術を開発しているPlatform Departmentは優秀なチームのもと日々研究を重ねています。
Pretia TechnologiesにはARの未来に希望を抱いたメンバーが世界中から集まっています。
そんな彼らと共にARの未来にチャレンジできることは非常に誇らしくエキサイティングなことです。
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