「ARでチャレンジし続けたい」AR業界の最先端を走るPretiaに入社しました

はじめまして。
2021年12月にプレティア・テクノロジーズ(以下、プレティア)にUnityソフトウェアエンジニアとして入社しました、石黒と申します。

新卒として入社した前職で約3年間務めたあとプレティアに入社した簡単な経緯をまとめて、入社エントリとして書かせていただきました。

なぜプレティアなのか

プレティアに入社を決めた主な理由は以下の3つです。

① アンコンフォートゾーンに飛び込みたかった
② 組織文化が素晴らしい
③ ARの分野に壮大な未来を感じている

アンコンフォートゾーンに飛び込みたかった

前職では幅広くいろいろなジャンルの開発に携わらせてもらいました。

iOS・Androidのネイティブアプリ開発やプロジェクターを使ったアプリ開発、Oculus Rift・HoloLens・MagicLeap を使ったAR・VRアプリ開発など。
私自身新卒で入社した会社だったこともあり、わからないことも多いなか多くの経験と多くの学びを得ることができました。
いろいろな角度からユーザーに喜んでもらう・楽しんでもらうために、なにをどうするべきかを考え続けて試し続けた3年間でした。

プロジェクターやVR・ARを使ったアプリのプロトタイプを多く作りましたが、それを触った人に「面白い」と言ってもらうことがいかに難しいかを身をもって学べましたし、前職のMagicLeapを使った自社事業でメインのエンジニアを1年半以上務めた経験は、ARという世界的にも正解が少ない分野での開発の進め方やチーム・個人の在り方など、大変多くのことを学ばせていただきました。
ありがたいことに、全社会のMCを務めることや、社内ポッドキャストのパーソナリティをやったりなど、エンジニアとしての本業以外のことでも少しずつ自分にできることがわかってきました。

それらの経験を通して、自分なりのやり方や大切にしていること、武器のようなものも少しずつ見えてきました。
それらの財産は私にとって今も揺るがないかけがえのないものです。

メインのエンジニアを務めていた事業が落ち着いたタイミングでふと、自分の現状を振り返りました。
その時点で約1年半メインのエンジニアを務めており、運用フェーズに入っていたその事業では自分の担当タスクをそつなくこなしていました。
でもそれは悪く言えば「あぐらをかいてしまっているんじゃないか」とも思えました。

社内で新しくチャレンジすることも考えましたが、
インターンを除けば1人のエンジニアとして働いた経験は前職の1社しかなかったことや、今までの経験を経て成長してきた自分が、苦しいと思うぐらいチャレンジングな環境に身をおきたいと考え「他の環境でチャレンジしてみたい」と思うようになりました。

プレティアが募集していたUnityのSoftware Engineerに求められていた開発経験年数に僕は足りていなかったのですが、「まずはお話しさせていただきたい」という旨の問い合わせをしたところ、代表の牛尾より「経験年数はあくまで基準ですので、こちらから履歴書と共にご応募いただけますでしょうか」と連絡があったので、エントリーいたしました。

組織文化が素晴らしい

転職を意識し始めてから、興味のあったARの分野にチャレンジしている企業をいくつか検索して眺めていました。
プレティアもその1つで、前職で近しいプロジェクトをやっていたのでその存在とどんなプロダクトを出しているかはなんとなく知っていました。
そして今回改めて以下の会社紹介資料に目を通しました。

この資料を見てまず驚いたのは、チームメンバーの6割が日本以外の多国籍メンバーであるということ。
「外資系企業じゃないのに面白いな」と、チームとしてとてもユニークであると感じました。
あらゆるコンテンツを作っていく上で多様性・多様な意見は重要であると考えていますし、チームを形成する上で欠かせない心理的安全性にも大きく関与していることなので、とてもいい印象を持ちました。

他にも、ホラクラシー経営のモデル組織を目指していることやスクラム開発を導入していること、そしてそれらを会社紹介資料に載せていることで「この会社はこの文化や取り組みを大切にしているんだろうな」と感じられました。

企業という組織を形成する要素のほとんどは、そのもとを辿ればその組織の文化にたどり着くと僕は考えています。
前職で自社の文化醸成を図るチームで活動していた経験もあり、組織文化の重要性とその文化を形成していくことの難しさは身にしみて実感していました。

また、実際にプレティアのメンバーと面接をしていくなかで、プレティアのサービスを作る姿勢に強く共感し、プレティアの考える戦略に大きく納得できました。
そしてなにより「この人たちと一緒にチャレンジして、面白いものを作りたい」と思えました。

実際入社して、チームのコミュニケーションは活発にポジティブな雰囲気で行われており、Wins Sessionといった組織デザインの施作が上手だなと感じています。僕が入社前に感じていたことは間違っていなかったと実感できています。


ARの分野に壮大な未来を感じている

僕がARに出会ったのは大学でHoloLensを使った研究をしたときでした。
そのとき以来、ARには壮大な未来を感じています。

VRとARは似た分野のようで、その実態は結構違います。

以下の画像を参考に簡単にいうと、
VRはデジタル世界に現実世界のものを引き込む技術で、例えばVRゴーグルをかぶるとその人があたかもデジタル空間の中に入ったような体験ができる技術です。
一方、ARは逆で、現実世界にデジタル世界のものを持ってくる技術で、例えばスマホをかざしてみるとアニメのキャラクターがあたかも机の上で踊っているかのような体験ができる技術です。

現実世界(PHYSICAL WORLD)をベースとしたAR(AUGMENTED REALITY)とデジタル世界(DIGITAL WORLD)をベースとしたVR(VIRTUAL REALITY)、その両方を担うMR(MIXED REALITY)
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/mixed-reality/discover/mixed-reality より)

例えば、ある2人がARコンテンツを体験してそれを介して実際に同じ空間でコミュニケーションをすることで、お互いの今までの関係がより親密になったりなにか温かいものを感じられたら、作り手にとってこれ以上嬉しいことはないでしょう。

近年話題のメタバースをはじめとする技術とその概念は、先ほど話したような現実世界という概念や人々のコミュニケーションを再定義する大きな転換をもたらすと考えていますが、今まで行われていた(少なくとも従来の)現実世界のコミュニケーションは代替されるのではなく、共存してお互いがより密接に相互に関係すると僕は考えています。

プレティアはARを使って様々なチャレンジを行なっているスタートアップです。
ARを使ったコンテンツ作成はもちろん、日本で唯一ARクラウドを提供するスタートアップでもあります。
そんなAR業界の第一線で高い技術力を持ち合わせてチャレンジし続けているプレティアに惹かれ、ご縁がありジョインさせていただくこととなりました。

ARクラウドにつきましては、先日代表の牛尾が登壇したXR Kaigiにて詳細が話されております。


チーム全体でARにコミットしているプレティア

プレティアに入社してから、執筆時点で約3週間が経ちました。
多国籍メンバーとの英語を使ったコミュニケーションにはまだまだ苦労している部分もありますが、チームメンバーのフォローもありエンジニアとして日々奮闘しております。

チーム全体でARにコミットし常にチャレンジし続けているプレティアの優秀なメンバーたちと一緒に「ARでチャレンジし続けたい」と思っております。



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?