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『伊東潤の読書会』前夜の話し

明日は伊東潤の読書会。

それに備えて読んでいた『日本一の商人 茜屋清兵衛奮闘記 (角川文庫)』、ギリギリで読破。


著者・誉田さんの著書、よくよく考えたら初めましての一冊だ。

読書会で何度もお会いしてるのに、スイマセン・・・


自称・乱読家のワタクシですが、それでも読まず嫌いのジャンルはある。

時代小説や"世話物"もその一つ。実はそれほど経験値ない(苦笑)


「過去の出来事を題材にしているのだから、広い意味で同じでしょ?」という声が聞こえそうだが、意外と違う所は多い。

自己弁護するつもりはないが、上記ジャンルをあんまり読んだことがないのは、その違いを本能的に感じ取っているから、ということにしてほしい(笑)


※じゃあ、時代小説や"世話物"ってどんな作品のことを指すの?といって、カテゴリー(ジャンル)ごとの作品の定義については、また後日考えたい。


本のジャンルって、結構境界線が曖昧だ。

例えば書店で「歴史小説」単行本を探す場合、「歴史小説」というコーナーを設けているところがある一方で、「国内小説(作家・作品)」というコーナーで一括りにされている所も珍しくない。

(見方を変えれば、「ミステリー」や「SF]なども同じことが言える)


文庫本になると、出版社別・著者別などさらに様々な分け方がある。

書店ごとのクセを掴んでおかないと、お目当ての本を探すのは結構難しいのだ。

「そうなの?」と思った方は、是非書店で確かめて欲しい。


ひとまず、誉田さんの作品は、とってもおもしろかったことは間違いない。

課題本だから読んだ、という経緯ではあるにしろ、こういうことを出会いにして、また、世界が広がっていく。


明日の読書会では、"世話物"についての講演会がセットになっている盛りだくさんの3時間。

いや~、楽しみ。

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