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1歳児初の体調不良から、働く親として学んだこと

慣らし保育が始まってから1週間。鼻水を垂らし始めたなあと思ったら、次の日からはコホコホと咳が出始めた。

保育園が始まる前に風邪をひいた時は、1週間くらい咳をしていたけれど様子を見ていたら治ったので、少ししたら治るかなとタカをくくっていたのだけれど。

咳は軽くなるどころか、どんどん重くなっていった。時を同じくして、違う保育園に通うママ友の息子君が気管支炎になったと聞き、心配になってかかりつけ医に連れて行ったら、息子も同じく気管支炎にかかっていることが判明。

その日から、気管支炎との戦いが3週間に渡ることになったのだけれど、仕事に復帰していたばかりの私は、始めたばかりの仕事と具合も気分も絶頂に悪い息子との板挟みになった。しんどさと大変さは出産直後に匹敵するくらいだったと思う。

以下、保育園の登竜門ともいえる子供の体調不良から学んだこと。

かかりつけ医に早く連れて行くに越したことはない

息子の咳が悪化しはじめ心配になり、インターネットの波を漂っているときに、小児科の先生が発信する動画にたどり着いた。先生は、「子供の病気を早く治したいなら、病気のなりはじめの早い段階でかかりつけ医に連れていくこと」と言っていた。

そうすれば、薬を出したりと悪くならないように手が打てるからということ。そして、「子供の症状がどんなに小さくても、小児科医は連れてくるなとは思わない。むしろ早く連れてきてくれた方がいい。」と動画内で言っており、その動画を見てからすぐにかかりつけ医の予約を取り付けた。

私の息子の場合は症状が進んでしまっていたけれど、咳の出始めでかかりつけ医に連れて行けていたら、息子のしんどさはもっと減っていたのかもしれない・・と思うとやるせない。次体調を崩したら早めにかかりつけ医に連れて行こうと心に決めた。

仕事貯金を作っておく

気管支炎と診断が降りて、もちろん、保育園には数日行けないことに。ドイツには病児保育というものがないので、親のどちらかが子供の風邪休暇を取ることになる。

この子供の風邪休暇、子一人当たり親に1年のうち10日認められているのだそう。有給を使わずに、子供の看病のために休暇を取れるのはありがたい。

法律上休暇は認められているとはいえ、急な子供の体調不良で仕事に数日穴を空けることになるのは、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。息子が寝ている間に在宅でちょこちょこ仕事をしたりしたけれど、それでもフル稼働からはほど遠く・・。

この時、子供はいつ病気になるか分からないから、元気に保育園に通えている間に、できる限り仕事をしっかり終わらせて、そしてできればエキストラの仕事もしておいて、仕事貯金を作っておこうと思った。

そうすれば、また子供の体調不良やら不可抗力なことが起きて仕事ができなくなってしまった時も、仕事貯金を貯めておいていれば、自分の気持ちが楽になると思うから。周りがどう思うかはさておき、自分の心を軽くするための仕事貯金、である。

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息子の気管支炎が良くなった今は、息子の体調不良加え機嫌悪い、加え仕事できないという三重苦が嘘のようだけれど、これから冬がやってくる。また何かしらのウィルスの洗礼が息子を待っていることだろう。

親として、できるだけ息子に辛い思いをさせず、そして自分もしんどくならないようにできるだけの予防を今のうちにしておこうと思っている。

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