暑い夏には・・赤ちゃん専用カクテルを
7月に入り、私は悩んでいた。乳児である息子の授乳回数が、増えてきていることを。さっき母乳を飲み終えたと思ったら、指を加え始め、おっぱい欲しいサインを出し始める息子。
「また飲むのー?」と思いながら、再び授乳すると、3分するかしないかで、おっぱいを飲み終える。
そう、こういったちょい飲みが増えたのだ、夏になって。
飲まないよりは飲んでくれた方がいいのだけれど、ちょい飲みが激しくなり、ほぼ1日中授乳している状態になってきた。
こんなにちょいちょい飲むのは普通なのだろうか?と心配になり、育児を手伝ってくれている助産師さんに聞いてみることに。
「最近、おっぱいをちょい飲みするんだけど、これって普通?」
と。
「あらー。赤ちゃんは、おっぱい飲みたいだけ飲めばいいのよ。お腹が空いた時にがっつり飲むのと違って、喉が渇いた時に、ちょい飲みしているのかもね。
赤ちゃんにとって、ちょい飲みする母乳は、カクテルみたいなものだから!」
妊娠する前、暑い日に、キンキンに冷えたカクテルを喉に流し込んだ時を思い出した。あれは、美味しかったなあー。
そうか、赤ちゃんにとっては、母乳はカクテルでもあるのか。カクテルのように、キンキンに冷えてはいなくて、いつも人肌ではあるけれど、暑い日に渇いた喉を潤す役割は果たせているのかな。
この母乳カクテル理論を聞いてから、夏の頻繁授乳が苦にならなくなってきた。
「喉乾いたー!」
と息子が泣き始めたら、母バーテンダーは、カクテルの準備を始める。赤ちゃん達から不動の人気を誇る、カルーアミルク顔負けの甘めの母乳カクテル。
大人は味うことができない、赤ちゃん、君たちだけ専用のカクテルだよ!
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