見出し画像

多言語環境で育つ1歳児のおしゃべり状況

息子が一歳を過ぎた頃から「これは、意味を持つ言葉なのかな?」という発語が少しずつ増えてきた。

幼児の発語に関しては個人差があるので、近い月齢の子の発語状況とは比べないようにしているし、息子の発語もあまり気にし過ぎないようにしている。

でも、スペイン人と日本人の親を持ち、現在ドイツで育っている息子。生まれてから多言語環境に置かれ、その影響が見え隠れしてきたので、ちょいと記録しておこうと思う。

1歳児の3ヶ国語ミックスおしゃべり

今息子の口から出ている言葉は、日本語・スペイン語・ドイツ語のミックス状態。

息子は日本人の母親(私)と長い時間を過ごしてきたので、日本語っぽい言葉の発語が一番多い。「ねんね」や「ワンワン」「できた」などが良く出てくる。

スペイン人夫は、スペイン語で息子に話しかけ続けているけれど、日本語に比べるとスペイン語はあんまり出てこない。でも、時々「アグア!!(水))」と叫ぶように言われたりして、「おお、水はスペイン語で言うのか・・。」と驚かされたりする。

ところで、最近の流行りはドイツ語のようで。保育園に通い始める前は、ドイツ語に触れることなど検診や公園くらいで、ほとんどゼロだった。

保育園が始めってものの数日で、「ハロー(ドイツ語でこんにちは。)」「ハロー」と連発するように。日本語のこんにちはやおはようは言いにくいからあまり出ないのはわかるけど、「オラ(スペイン語でこんにちは)」も言いやすいのに全然出てこないのに。

きっと保育園にハローって連発する子がいて、真似して覚えてきたのかな?

保育園の威力、恐るべし、である。この先も、平日7−8時間の長きに渡り、ドイツ語を話す先生や園児たちと過ごしていくわけだから、ドイツ語のシャワーに浴び続けていくはず。日本語とスペイン語は、自宅で頑張ってもらおう。

絵本の読み分け

保育園が始まり、自宅で親(特に母親である私)と過ごす時間は減ったけれど、絵本の読み聞かせの時間は極力取るようにしている。

スペイン語のおしゃべりはまだあまりしない息子だけれど、スペイン語のお気に入りの絵本が何冊かある。それらは、「読み聞かせて欲しい」と迷わずスペイン人夫のところに持っていく。

日本語の絵本は私のところに持ってくるので、父親はスペイン語で、母親日本語で、という棲み分けも息子のの中で出来てきているよう。

今できること

将来的に、多言語をある程度のレベルで身に付けさせるためには、義務教育以外の自主学習が絶対に必要になる。

でも、今のところは、沢山話しかけ絵本を読んであげ、違う言葉や文化に興味を持ってもらえるようにタネ撒きに徹しようと思う!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?