燃えても燃えなくても燃やせなくてもなんでもいいから早くこの感情のゴミ出しの日を教えてほしい。

そろそろ1カ月が経つ。
独り身に戻って1カ月。
彼と別れて1カ月。

思ったよりも引きずっていて
悲しみが続いているような気がするのは
本当に好きだったからなのか
それとも今の日々が楽しくないからなのか
ガガガSPの線香花火の歌詞を借りれば
そんなとこ。
たぶん後者だろう。

彼のことはそんな好きだったとは
思えない。
付き合い初めから
こんなに満たされないことがあるのかと思うくらい
愛されてる実感が湧かなかった。
そんな付き合いは初めてで
それが怖くて怖くて
でも失いたくはないから
一生懸命自分に言い聞かせた。
洗脳させていた、
彼が好きだと。
彼は愛してくれているのだと。

彼の好きなところをノートに書いた。
彼の行動を肯定するような他人の言葉を探してそれを書き留めた。
彼の実態を友人に話しては肯定してもらった。

そうして彼の存在を
自分の中で一生懸命大きくしたいった。
結果、失うと辛かったのなら
そんなことしなくてもよかったけど
そんなのタラレバの話。

寂しさの感情はどんなに流しても
止めどなく生まれてくる。
人に対しての寂しさは
人でしか埋められない。
だから私は暇が怖くて
極力仕事場にいたし
休みの日は予定を埋めた。
彼のことを考える時を設けたくなかった。
人に話すことで自分の愚かさに
彼のサイコパスさに気づかされた。
そしてまた洗脳をする。
別れてよかったのだと。

自分は寂しいという感情と向き合うのが
苦手なんだなと思う。
昔からそうだ。
寂しいと決して言葉にしていけないと思っていたし
隠さないとと思っていた。
幼少期、布団の中で泣いていた記憶が 強く残っている。
父親の帰りが遅いと心配して
神様なのかなんなのかわからないものに
祈っていた。
「パパが早く絶対帰ってきますように」
と祈りながら眠っていた。
父親はただ酒を飲んでただけで
父親が特に好きだった訳でもない。
ただ、怖かったんだ。
その記憶だけはすごくある。
寂しいとは違う話なのかもしれないけど
寂しさや怖さや孤独を
表に出せなかったのは確か。

最後にと
彼に借りてた本と
共に手紙を結局ちゃんと出した。
便箋3枚に渡る最後の手紙。
あなたのことがこれだけ好きだった
とつらつら書き連ねたただの未練。
返信がほしいと書いたけど
もちろんそんなものは届かない。
1カ月、実は毎日ドキドキしながら
ポストを覗いていた。
そんなものを書くような彼ではない。
だから、好きだった。

早くなくなってほしい、
この感情。
思い出す記憶や愛おしい温もり。
消えない。消せない。
誰に会っても何をしていても
満たされない、この感情。

未曾有の世の中になりつつある、今。
あなたはきっとこの世の中では
私には会ってくれなかっただろうな。

今日はずっと家にいて断捨離してた。
ゴミがたくさん貯まったから
一緒に捨てたいんだけど、
どこの袋にいれたらいいのか
何曜日に出したらいいのか
わからないんだよな。
検索したら出てくる?


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