バイアスは悪いことばかりではない
こんにちは。
以前私が書いた記事に対し、同じインターン生の方がアンサー記事を書いてくださいました。
今回は、堀江貴文氏の「自分のことだけ考える。」を参考にしつつ、アンサー記事を書いてみたいと思います。
■情報の受け取り方は簡単に変わる。
話を進めるにあたり、一度、書いてくださったアンサー記事の内容を紹介します。私にとって一番最後のまとめがすごく印象に残りました。
これらのまとめから分かることは、情報リテラシー力が大事ということ
「データ」 → 「インフォーメーション」 → 「インテリジェンス」
この変換の過程で、変換ミスが起きていないかを常に意識してみよう!
記事を読んでいただけると分かるのですが、情報の受け取り方にはかなりのバイアスがかかります。
数字の見方でも感じ方は変わりますし、情報を発信する人が誰かによってもバイアスはかかります。
つまり、私たちが情報を受信する時にはそれを吟味したほうが良いということです。まったくその通りだと思います。
■だからといってバイアスが悪というわけではない
ここまで書くと、「情報が正しいか確かめるためにはいちいちバイアスがかかっていないか立ち止まる必要があるのか。バイアスって邪魔だなあ。」と思われるかもしれません。
しかし、バイアスは悪いことだけではないと思います。バイアスは時に利用することができます。それをよく理解しているのが「自分のことだけ考える。」を著した堀江氏だと私は考えました。
本によれば彼はしばしば炎上を利用します。というのも炎上すれば比較的少ない労力で多くの人に自分の発信した情報を見てもらえるからです。
では何故、記事は炎上するのか。それは恐らく情報の受信者にとっての常識、という名のバイアスを良い意味でも悪い意味でも超える内容だからでしょう。
例えば、堀江氏は時に過激ともいえる発言で世間をにぎわします。内容自体は比較的よく言われていることであっても文章表現でバイアスを超えていきます。
つまり、堀江氏はバイアスを利用して効率的な情報伝達をしていると言えるのではないでしょうか。バイアスが有効利用できる良い例です。
■バイアスを利用するためには
確かにバイアスは時に有効利用することができます。とはいえ、それには条件を整えることが重要なのではないかと感じます。
例えば、こんな場合はどうでしょうか。有名ではない一般人が突然、自分が法律違反すれすれの動画をネット上にあげる。この場合大炎上こそするかもしれませんが、「もしかするとこの画像は深い示唆に富んでいるのかもしれない!」と、良いように解釈する人の数はほぼゼロでしょう。つまり、バイアスからの恩恵をほぼ受けていないことになります。
恐らく堀江氏が炎上しつつも、しっかりとファンを獲得しているのは、彼には信頼に足るバックグラウンドがあるからだと考えられます。
このようにバイアスを有効利用する確率を上げるためには「信頼を予め得る」など、自分の周りをとりまく状況をある程度整えておく必要があるのではと感じます。
■まとめ
・情報受信の際にはバイアスがかかる(バイアスのマイナス面)
・情報発信の際、そのバイアスを利用することができる(バイアスのプラス面)
・情報発信の際にも、状況分析・整理がいる→情報発信についてのリテラシーが重要
ということをお伝えしました。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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